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平成11年2月定例会(特定地域振興対策特別委員長報告)
平成11年2月定例会 特定地域振興対策特別委員長報告(2月22日)
委員長 種村 芳正
特定地域振興対策特別委員会における12月定例会以降の調査経過について、御報告申し上げます。
本特別委員会は、2月2日に会議を開催し、特定地域における保健、医療、福祉の充実とへき地教育の振興について調査を行いました。
最初に、福祉保健部長から、特定地域における保健、医療、福祉の現状について、教育長から、へき地教育の振興について、それぞれ説明を聴取し、次いで質疑を行いました。
まず、質疑が行われた主な項目について申し上げます。
- へき地等の学校における他地域と比較したいじめ・不登校などの現状とそれに対する見解について
- へき地教育の振興のための具体的方策と新たな施策策定の必要性について
- へき地等の中学校における免許外教科担任の発生件数と統廃合による減少数について
- 教員採用に当たっての人間性重視の必要性について
- 教員の異動希望地の傾向と均衡の取れた配置の必要性について
- 特定地域における介護保険制度の導入に向けた準備状況と都市部との格差について
- 特定地域における介護保険制度の導入に当たっての問題点と介護サービス事業への民間事業者の参入見通しについて
次に、調査の過程で述べられた主な要望について申し上げます。
1 へき地等の中学校におけるクラブ活動については、生徒の社会性の伸長や協調性の育成に有効であるが、生徒数が少ないため、希望する団体種目が成立しないところもあるので、数校合同による実施を検討されたいこと。
以上をもって報告といたします。