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平成10年12月定例会(建設公安委員長報告)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0003622 更新日:2019年1月17日更新

平成10年12月定例会 建設公安委員長報告(12月18日)

委員長 目黒 正文

建設公安委員会における付託案件の審査経過並びに結果について、御報告申し上げます。

 まず、土木部関係として

  1. 冬期の凍結防止剤の散布に当たっては、現在安価な塩化ナトリウムを主に使用しているが、周辺の動植物や通行車両への影響が懸念されるので、環境等への負荷の少ない尿素系薬剤の積極的な使用を検討すべきとの意見。
  2. 国道403号三条北バイパスについては、新たな工業団地への基幹道路になるとともに三条市内の恒常的な交通渋滞の緩和に有効であるので、早期完成に努めるべきとの意見。

 次に、港湾空港局関係として
1 万代島再開発事業の一環である新潟国際コンベンションセンターの建設予定地については、戦時中に投下された機雷や新潟地震で倒壊した倉庫群の残がいがいまだ埋没していると思われることから、工事に支障を来すおそれがあるので、早急に地下の現況を調査されたいこと。

 次に、企業局関係として
1 ごみを固形燃料化して利用するRDF発電については、電気事業としての採算性などに問題があるものの、昨今大きな社会問題となっているごみ処理対策として有効であるので、引き続き関係部局と連携の上前向きに調査研究に取り組むべきとの意見。

 次に、公安委員会関係として、

  1. 複雑かつ国際化するハイテク犯罪の捜査に当たっては、昨今の急速な情報化の進展に伴い今後事件の激増が懸念されるので、民間からの専門技術者の中途採用を積極的に検討するなど一層の体制強化に努めるべきとの意見。
  2. いわゆる援助交際については、全県的に増加傾向にあると思われるので、温床となるテレホンクラブ等の取締りや保護者に対する指導を徹底するなど撲滅のための取組強化に努めるべきとの意見。

 以上が、審査の過程で述べられた主なる要望・意見の概要であります。

 なお、本委員会は、昨日、12月17日、国の緊急経済対策に対する本県の対応について調査を行ったところであります。

 次に、議案採決に先立ち、各党党議結果の報告を求めたところ、
自由民主党、社会民主県民連合、いきいき県民連合並びにさわやか県民クラブから全議案いずれも原案賛成というものであります。

 次いで採決を行い、全議案とも原案のとおり可決すべきものと決しました。

 次に、請願・陳情の審査結果について申し上げます。
 継続中の陳情平成10年第2号については、継続審査。
 陳情第29号については、議会において審議すべき問題ではないと考えるため保留。
 請願第18号については、奥三面ダムに、三面川流域の住民の生命、財産、産業活動を守るという役目もあり、地元住民からの事業の早期実現への意向もあることから、予定どおりの湛水が必要であるため不採択。
 残りの請願第14号及び陳情第30号については、いずれも願意妥当と認め、採択すべきものと決した次第であります。
 以上をもって、報告といたします。

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