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県では、災害からの避難に資する対策などにより人命を守るため、『みずから避難で命を守ろう!』をキャッチコピーに、マイ・タイムライン作成教育の自校化(各学校で行う防災教育に取り入れてもらうもの)を目指し支援を行っています。
この度、十日町市立十日町小学校6年生に対して、「マイ・タイムライン教室」を実施しました。理解度を深める目的から、令和7年6月23日(月曜日)、6月30日(月曜日)の2日間に分けて行いました。
下記を達成目標として設定し、過去の災害、洪水の仕組み、土砂災害の前兆現象、災害から生き抜く方法、ハザードマップの見方を学び、洪水・土砂災害ハザードの確認、自分の避難場所の確認、避難できる準備などを個々で考えてもらいました。また、グループワークにより、「避難できる前の準備」、「避難時の注意点」、「災害から身を守るために自分達でできること」を話し合ってもらい、班別で発表しあい、それも参考にしながら各自の「マイ・タイムライン」を作成しました。
【達成目標】
●自然の「恵み」と「災い」の両面を理解する。
●自宅と行動範囲の災害リスク(洪水・土砂災害)を認知し、避難行動(マイ・タイムライン)の必要性を理解する。
●避難情報・警戒レベルの意味を理解する。
●避難情報に応じた行動と事前準備の重要性を理解する。
●一人ひとりのマイ・タイムラインの違いを理解する。
●「助けられる側」から「助ける側」になることへの意識醸成。
今後も、各学校の児童や生徒に対するこのような活動を継続し、児童等はもとより、児童等を通じて家族の皆様にも共有いただき、自分ごととして防災意識を持っていただける方が増えることを期待しております。
【講師の話を聞いています】 【グループワークを実施しています】
【班別で発表をしています】 【マイ・タイムラインを掲げ記念撮影】
参加した児童に対して、実施日毎に理解度及び自由意見をアンケートで伺いました。
概ね全員から「よくわかった」「まあまあわかった」と感想をいただき、防災知識や意識が高まったと考えられる声も多く、理解度が深まったと考えています。
○各項目の理解度を聞きました
○自由に意見を書いてもらいました