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令和7年10月17日(金曜日)に十日町市立千手小学校において「出前講座(除雪学習会)」を開催しました。
新潟県十日町地域振興局及び新潟県建設業協会十日町支部会員である地元建設会社の株式会社吉楽土建が、主に地域を支え暮らしを守る建設業(除雪)の重要性と魅力を理解していただき、将来の担い手の確保に繋げようと実施したものです。
学校の体育館において、全校児童89名(当日お休みした児童も含む人数)に対し、「雪のこと」「除雪とは何か」「誰が除雪をしているか」「いつ除雪をしているか」「なぜ凍結防止剤(塩)をまくのか」などを分かりやすく説明することで興味を持ってもらうとともに、冬に気つけて欲しいこととして「(1)雪の山にのぼらない」「(2)除雪機械には近寄らない」「(3)屋根の下では遊ばない」といった雪や除雪にまつわる事故啓発も併せて説明しました。
<体育館で説明>
動画やクイズなども織り交ぜながら説明したため、児童の皆さんは終始話に耳を傾け、熱心に聞いてくれました。
その後、駐車場へ移動し、実際に県で使用している除雪機械(除雪ドーザ1台、ロータリ除雪車1台)を見てもらうとともに、参加いただいた児童の皆さん全員から乗車体験をしていただきました。
<除雪車の説明を聞いています> <除雪ドーザに乗る順番を待っています>
<ロータリ除雪車に乗る順番を待っています> <除雪ドーザに乗っています>
<ロータリ除雪車に乗っています> <乗車体験会場全景>
なお、除雪機械の運搬は、地元の自動車整備会社である株式会社岡村自動車様からご支援いただきました。
また、持ち込んだ除雪機械を製造している日立建機株式会社(除雪ドーザ)様と株式会社NICHIJO(ロータリ除雪車)様から、このイベントの目的に賛同いただき、除雪機械と同じ玩具のミニカー(トミカ:株式会社タカラトミー製造)の提供を受け、全児童に2台ずつ配布させていただきました。
<児童全員にプレゼントしたミニカー>
この取り組みにご協力いただいた学校の皆様をはじめ、全ての会社の皆様に感謝致します。
このような取り組みが、多くの児童の心に残る思い出となり、将来、この地域の守り手(担い手)となってくれることを切に願います。
<児童の声>※JCV十日町情報センターより提供
6年生「早朝から作業していると聞いて自分ではできない、すごいと思った。ちょっとやってみたいと思った。」
5年生「除雪車は格好良かった。除雪車の運転手になって、みんなが気持ちよく通学できるように除雪したい。」