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農地環境整備事業

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:1241942 更新日:2020年9月9日更新

農地環境整備事業とは

中山間地域対策推進係では、中山間地域等の自然的、経済的、社会的条件に恵まれず農業の生産条件が不利な地域において、農業農村の活性化を図ることを目的として、農業生産基盤と農村生活環境等の整備に加え、中山間地域における耕作放棄地対策を総合的に行う事業を実施しています

事業の概要とイメージ

耕作放棄地が介在する地域において、営農の再開が見込めない区域と営農を継続し生産性向上を図る区域を計画的に区分し、耕作放棄に伴う悪影響の除去又は耕作放棄地の利活用を通じた国土・環境保全と、優良農地の生産性向上を図るための整備を一体的に実施します。

イメージの画像

対象地域

以下の(1)と(2)を満たす地域

  1. 「過疎」「山村」「離島」「半島」「特定農山村」の5法指定のいずれかを受けた市町村
  2. 耕作放棄地が介在する地域

採択要件等

採択要件
一般型
  1. 概ね7割程度を生産区域(優良農地)として確保できる見通しのあること
  2. 生産基盤整備の受益面積の合計が、おおむね10ha以上であること
  • 事業主体 県、市町村
  • 補助率【県営】 (内地)国:55% 県:32.5%
    (離島)国:60% 県:32.5%

事業メニュー

事業メニューの画像

施工事例

区画整理の画像
区画整理 区画の拡大が図られ、生産コストの縮減につながっています

用地整備の画像
用地整備 耕作放棄地を一箇所集め、地域が共同で管理する山菜園として利活用しています

地域活性化の取組事例の画像地域活性化の取組事例

 雪太郎大根を柱に集落の女性が加工品の開発・販売で地域を活性化

 宇津俣地区は、上越市牧区に位置し、長野県境の山並みを背にした標高400mの中山間地域です。
 ここでは、農地環境整備事業(H23~)を契機に集落のほぼすべての農家が構成員となっている農事組合法人への農地集積が進んでいます。
 事業で区画整理、農道整備、用水整備を行ったことにより、営農、維持管理作業の軽減が図られ、地域の特産品である「雪太郎大根」の栽培が拡大しています。加えて、地域の女性たちが中心となって雪太郎大根を使った大根ジャム、大根ぎょうざ、切干大根のレシピを開発し、加工しています。雪太郎の伝説を載せたパッケージも統一し売上げを伸ばしています。
 また、法人は田舎体験や小学校の総合学習など都市住民との交流を積極的に行い、稲作や雪太郎大根を幅広く活用し、学校教育の場としても注目され、地域が賑わっています。

宇津俣地区イメージ図

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