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プログレス・テクノロジーズ株式会社| Page 2
目次
- 進化する技術で日本の製造業を支える
- 流出する才能を、地元で活かす場をつくる
- 地域の人と企業の未来を、デジタルの力で支援
- 仕事も生活も充実を叶えたUターン
- 地方発のデジタル革命を目指して
流出する才能を、地元で活かす場をつくる
優秀な地方の人材を 地場で活躍する戦力に
地方の現状課題として「地方では高度な設計開発の仕事が限られており、優秀な人材が東京に流出していたり、地元に残るためにはエンジニアの仕事をあきらめたりしなくてはならない人がいます。これは製造業にとっての損失です」と澤井さん。
こうした地方における“技術開発職の課題と、それから生じる製造業の将来性を視野に入れ、新潟進出は「主に三つの理由があります」と続けます。
まず一つ目は、人材発掘と育成です。
新潟には長岡技術科学大学や新潟大学をはじめ、高専・専門学校など工学系の教育機関があり、優秀な人材が多く育成されています。しかし、設計開発領域の仕事は関東・関西・東海に集中しているため、地元で上流工程の仕事を希望する学生は東京などに流出してしまうのが現状です。「当社が関東や東海で行っている上流工程のプロジェクトを新潟で実施することによって、地元の学生やエンジニア志望の人達が、上流工程のスキル獲得・キャリア形成を実現でき、新潟にデジタル人材がたくさん生まれていく流れが作れると思っています。」と澤井さん。
二つ目は、産学官連携の可能性です。
同社がハブとなって新潟大学や長岡技科大などの地元大学と大手メーカーの共同研究を進めており、さらに新潟市との「にいがた2km」プロジェクトでは、新潟駅前から古町までの2キロ圏内の開発計画にデジタルツイン技術を用いて参画し、産学官の基盤ともなる連携に注力しています。
三つ目は、地場企業との連携です。
地元企業や、地元で設計開発を行っている企業との連携を進めることで、地域全体のデジタル化を促進することを目指しています。
また、新潟県・新潟市の担当者の熱心な働きかけも、新潟進出の決め手となりました。
「いろいろな自治体を検討していましたが、新潟市は非常に熱心な印象でした。人口流出という課題に対する我々のビジョンとぴったりマッチした点も、新潟への進出を後押ししました」と澤井さんは振り返ります。
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