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議会報第251号(令和5年2月定例会 概要)
2月定例会は、2月20日に招集された。
開会日の冒頭、小島隆議長から申し出のあった辞職が許可され、議長選挙が行われ、楡井辰雄副議長が選任された。続けて、副議長選挙が行われ、横尾幸秀議員が選出された。
議員在職45年の星野伊佐夫議員、40年の石井修議員、20年の佐藤純議員ほか4議員、10年の笠原義宗議員に対する永年在職議員の表彰を決議し、議長から表彰状及び記念品が贈呈された。
知事提出議案は、県民の社会経済活動をしっかりと支えつつ、多くの方から魅力ある場として選ばれるよう、「住んでよし、訪れてよしの新潟県」づくりを加速させるため、総額1兆3,429億円を計上する「令和5年度一般会計予算」など84件であった。
代表質問、一般質問では、原発、福祉・医療、農林水産、教育、人口減少問題対策などに幅広い議論が展開されたほか、続いて行われた常任委員会、連合委員会でも、活発な質疑が交わされた。
この結果、知事提出議案は、いずれも原案どおり可決又は同意された。
議員提出発議案は、「全ての拉致被害者の即時一括帰国を求める意見書」、「ヤングケアラーへの支援充実を求める意見書」、「保育士配置基準の見直しを求める意見書」、「高病原性鳥インフルエンザに関する意見書」、「新潟県議会の保有する個人情報の保護に関する条例の一部を改正する条例」、「生涯を通じた国民皆歯科健診の実現を求める意見書」の6件が全会一致で可決された。
請願・陳情は、継続中のものを含め11件が審査され、すべて保留とされた。
なお、県民への新型コロナウイルス感染拡大防止のため、本会議及び連合委員会は、密集・密接を避けるため、可能な限り左右を空け、かつ前後に重ならない座席での傍聴を要請し、各委員会は一般傍聴の自粛を要請した。また、議場での飛沫拡散防止のため、演壇、議長席及び進行係の議員席に卓上パーテーションを設置し、発言の際もマスクは原則着用とした。
会期31日間にわたった2月定例会は3月22日に閉会した。
【2月定例会採決の様子】