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議会報第247号(令和4年2月定例会 概要)
2月定例会は、2月21日に招集された。
知事提出議案は、新型コロナウイルス感染症対策に万全を期すとともに、ポスト・コロナ社会を見据えた「住んでよし、訪れてよしの新潟県」づくりをしっかりと前に進めるため、総額1兆3,562億円を計上する「令和4年度一般会計予算」など79件であった。
代表質問、一般質問では、新型コロナ感染症対策をはじめ、原発、福祉・ 医療、農林水産、産業政策などに幅広い議論が展開されたほか、続いて行われた常任委員会、連合委員会でも、活発な質疑が交わされた。
この結果、知事提出議案は、いずれも原案どおり可決又は同意された。
議員提出発議案は、「新潟県農林水産物のブランド化推進に関する条例」、「ロシアのウクライナ侵攻に抗議する決議」、「新潟県議会委員会条例の一部を改正する条例」、「「佐渡島の金山」の世界文化遺産登録の実現を求める意見書」、「離島振興法の改正・延長を求める意見書」、「全ての拉致被害者の即時一括帰国を求める意見書」、「森林環境譲与税の譲与基準の見直しを求める意見書」、「地域公共交通維持・充実のための財政支援の拡充を求める意見書」の8件が全会一致で可決された。
請願・陳情は、23件が審査され、採択1件、不採択18件、残り4件が継続審査とされた。
なお、県内の新型コロナウイルスの感染拡大に対し、まん延防止等重点措置が適用されていたため、本会議及び各委員会について傍聴の自粛を要請した。議場では、飛沫拡散防止のため、演壇、議長席及び進行係の議員席に卓上パーテーションを設置し、全員がマスクを着用することとした。
また、常任委員会において、タブレット端末を活用してペーパーレス化の試行を実施した。
会期33日間にわたった2月定例会は3月25日に閉会した。
【令和4年2月定例会採決の様子】