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にいがた県議会だより第94号(本会議質問4)
一般質問(6月20日)
斎京四郎議員
(自由民主党)
圏域内の病院連携の推進について
(問) 県立病院と厚生連病院が赤字となっているのは、圏域内での機能分化が十分に進んでおらず、病院同士が競合関係になっていることも要因のひとつと考えられる。病院経営を安定させ、地域において質が高く効率的な医療提供体制を確保するためにも、競争よりも協調を進め、地域医療連携推進法人化を図るなどして極力、圏域内の病院が連携して一体的に業務を実施するような仕組みづくりを推し進めるようにすべきと考えるが、所見を伺う。
(答) 人口減少に伴い医療ニーズが変化していく中、持続可能で質の高い医療を効率的に提供できる体制を構築するためには、病院の最適な役割分担や機能分化とともに、病院相互の連携を推進していくことが一層重要になると考えている。
地域医療連携推進法人制度は、経営効率の向上や業務の連携を図るための一つの手段になり得るものと認識しており、各圏域において効果的な連携の形について検討する際には、他の地域の活用事例も参考にしながら、関係者と必要な協議を進めていく。
地域医療連携推進法人制度は、経営効率の向上や業務の連携を図るための一つの手段になり得るものと認識しており、各圏域において効果的な連携の形について検討する際には、他の地域の活用事例も参考にしながら、関係者と必要な協議を進めていく。