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にいがた県議会だより第89号(本会議質問9)
一般質問(2月26日)
北啓議員
(リベラル新潟)
津波観測計の設置について
(問) 津波観測計について、佐渡では鷲崎にしか設置されておらず、太平洋側には多く設置されているが、日本海側はかなり少ない。今回の津波の高さが佐渡で一番高く、到達時間も一番早かったとされる小木、羽茂地区では詳細な高さや時間が不明な状況であった。ぜひ、県として、佐渡はもとより活断層の位置等を踏まえた地震発生により、津波の恐れがある地域への津波観測計の設置を国へ求めるべきと考えるが所見を伺う。
(答) 本県における津波観測計は、佐渡市、新潟市、柏崎市、粟島浦村の4箇所に設置されている。
今回の能登半島地震による津波の発生を踏まえ、津波観測計の増設について気象庁に確認したところ、「今回の震源域周辺における津波観測体制については、強化の必要性も含めて検討する」との回答があったところである。
県としては、津波観測計の増設は今後の津波の検証等にも有効と考えられることから、国の動向を注視し、必要に応じて要望していく。

出展:気象庁