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にいがた県議会だより第86号(本会議質問3)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0602398 更新日:2023年8月13日更新

代表質問(6月29日)

重川隆広議員の写真

重川隆広議員
(リベラル新潟)

福島原発事故に関する3つの検証の総括に関する発言について

(問) 3つの検証の総括を県自らが行うことについて、知事は5月10日の定例記者会見において、4つの検証報告書を県が「咀疇をして、エッセンスを取りまとめていく作業」と説明し、また、学識経験者を介さないことによる誤解や曲解が発生した場合の対応について、「これからの歴史の中でご指摘いただければいい」と発言している。原発事故は発生してからでは遅く、福島第一原発事故の後処理の現状からも明らかである。知事の認識は非常に甘いと考えるが、発言の真意を伺う。

(答) 検証の総括は、3つの検証委員会それぞれにおいて各分野の専門家に客観的、科学的に検証して提出いただいた4つの報告書を、矛盾等がないかの確認も含め、とりまとめる作業である。この作業の結果と、提出いただいた4つの報告書のそれぞれのエッセンスを記載したものが総括報告書になる。
 この過程において、誤解や曲解等が生じることはないとの認識を示したものである。

避難委員会の役割について

(問) 避難委員会の役割は、平成29年9月19日の第1回委員会資料に記載があるとおり、「避難計画の実効性等を徹底的に検証」であったはずが、途中から「避難に関する課題の抽出・整理」に変化したと認識している。過去の議会答弁では、第1回委員会の米山前知事の発言を根拠に、方向性は大きく違ってはいないと答弁しているが、方向性が違わないのであれば徹底的に検証のままでよかったと考える。避難委員会の役割に変化があったのかという点について所見を伺う。

(答) 米山前知事は、第1回避難委員会において、委員会が取り組むべきことは、避難計画の中の課題をきちんと洗い出すことであるとしている。
 避難委員会では、この方針に沿って、福島第一原発事故を踏まえて、県の避難計画を検証し、課題の抽出・整理を行い、委員総意の下で報告書をとりまとめたものであり、当初の役割と大きく違っているとは考えていない。

 


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