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にいがた県議会だより第85号(本会議質問14)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0574352 更新日:2023年4月23日更新

一般質問(3月1日)

小山大志議員の写真

小山大志議員
(自由民主党)

中山間地での営農継続に向けた支援について

(問) 肥料や飼料が高騰している中、中山間地では、農業用水ポンプ等の設備の維持管理に係る電気料金について、今年度、従来の1.7倍となっているところがあり、今後も単価上昇による負担増が見込まれるほか、農業用水ポンプ等の設備更新に係る部品や機材の入れ替え等においても価格が高騰しており、このまま営農を継続しても収支が合わないとの声を多く聞く。これまで営農を続けてきた農地でも継続できるよう、きめ細やかな支援を行っていくべきと考えるが、所見を伺う。

(答) 中山間地域では、高齢化の進行や小規模農家が多いことから、営農の継続を可能とする農作業の省力化や担い手の確保、地域の特性を活かした農業の高付加価値化を進めることが重要であると認識している。
 このため、農作業の省力化を図る農業生産基盤整備や生活環境整備を行う中山間地域対策事業の実施に当たり、農業者の組織化や「半農半X」など多様な形で農業に関わる担い手の確保、園芸作物の導入や加工・販売などを盛り込んだ将来ビジョンを策定していただくこととしている。
 県としては、市町村等と連携し将来ビジョンの策定を支援した上で、ビジョンの実現に向け、中山間地域の特性に合ったきめ細やかな整備を行うとともに、多面的機能支払交付金等の活用を通じて、営農の継続を支援していく。
 なお、令和4年度の電気料金の高騰に対しては、令和4年度補正予算により、その一部を支援しているところであり、今後も電気料金の動向を注視し、必要に応じて国に支援を要望していく。

 


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