にいがた県議会だより第79号（本会議質問10）

（問）　2月定例会で豪雪時の対応を質したところ、知事からは緊急時における道路除雪の連携について、異常降雪時においては、管理路線にとらわれない除雪機械の柔軟な運用など、管理者間の垣根を越えた取組が重要であると改めて認識しつつも、エリア除雪については、事前の障害物の把握や道路構造に適した機械配置などの課題もあり、今後異常降雪時の道路除雪における道路管理者間の連携について協議を重ねるとの答弁をいただいた。冬も近づき降雪期を迎えるが、現在の協議の状況及び方針について伺う。

（答）　昨冬の異常降雪では、道路除雪が追いつかず、交通確保に時間を要したことから、管理者間の連携による交通障害の除去など迅速な対応が可能となるよう、関係機関と協議を進めているところである。
　今冬には、県の除雪機械へのＧＰＳ機器の設置が完了する予定であることから、その位置情報を活用した速やかな相互支援など、管理者間の垣根を越えた柔軟な対応が図られるよう取り組んでいく。