本文
にいがた県議会だより第73号(2月定例会の概要)
可決した主な議案
- 令和2年度一般会計予算
行財政改革行動計画に基づく歳出歳入改革を着実に実行しつつ、「住んでよし、訪れてよしの新潟県づくり」をしっかりと前に進める予算。次の3つを特徴とし、総額は1兆2,196億5,900万円。- 安全に安心して暮らせる暮らしやすい新潟
- 地域経済が元気で活力のある新潟
- 県民一人一人が学び、成長し、活躍できる新潟
(主な事業および内容)
- 河床掘削等の治水・土砂災害対策等防災・減災対策
地方財政措置の拡充による有利な財源を最大限活用し、河床掘削等の治水・土砂災害対策等を集中的に実施します。
- 児童相談所(一時保護所)の環境整備
長岡児童相談所一時保護所の増築に向けた設計等に着手し、受入体制を強化します。
- 原子力防災訓練の実施
避難計画の実効性及び原子力災害時の対応力向上のため、個別訓練を含め複数回訓練を実施します。
- にいがた新世代ヘルスケア情報基盤推進事業
新たに、臨床・介護現場データのネットワークを構築するとともに、健康課題の分析に基づいた取組と効果検証を行う市町村モデル事業を実施します。
- 佐渡金銀山を核とした交流人口拡大事業
世界遺産登録国内推薦を見据えて、関係機関と連携し、各種メディアを活用した情報発信や旅行商品造成支援等を新たに実施します。
- にいがたスタートアップ推進事業
スタートアップ拠点を核に、起業家、支援者等のコミュニティを形成し、成長性の高い起業家の発掘、育成を支援します。
- IT人材確保プロジェクト事業
新たに、IT業務未経験者に対する合同研修や、首都圏でのIT人材マッチングを実施し、IT人材の育成・確保を支援します。
- 5G活用ビジネス創出事業
新たに、5Gを活用した新たなビジネスモデルへの参入に挑戦する県内企業を支援します。
- 園芸拡大スマート農業技術体系実証事業
農業者、機械メーカー等と連携して、園芸の生産拡大につながるスマート農業技術体系の確立に向けて、農業機械の導入や栽培管理の自動化等の実証を新たに実施します。
- 小学校3・4学年における少人数学級(35人以下)の完全 実施
少人数指導が学習や社会性育成の面で効果的な小学校3・4学年において、学級人数の下限を見直し、35人以下の少人数学級を完全実施(現行、小学校3学年以上の義務教育課程で下限を設定)します。
可決した発議案
議員が提出した次の意見書を可決しました。
意見書は、内閣総理大臣をはじめ、国の関係機関や国会に提出し、その実現を図るよう要望しました。
- 拉致事件の早期解決を求める意見書
- 病院船の導入を求める意見書
- 新型コロナウイルス感染症対策に係る検証と万全の対応を行うための措置を求める意見書
- 警察庁通達の弾力的な運用による地域の実情に応じた信号機の設置等を求める意見書
主な議会日程
2月17日 | 本会議 | 開会後、令和2年度当初予算案等が上程されました。 |
---|---|---|
2月17日 | 常任委員会 | 早期議決が必要な令和元年度補正予算案等を審査しました。 |
2月18日 | 常任委員会 | 令和元年度補正予算案等の採決を行いました。 |
2月18日 | 連合委員会 | 部局長から令和2年度当初予算案等について説明が行われました。 |
2月20日 | 本会議 | 令和元年度補正予算案等の採決を行った後、各党会派の代表3名が、県政の諸課題について質問を行いました。 |
2月21日、26日 | 本会議 | 議員12名が、県政の諸課題について質問を行いました。 |
2月27日 | 本会議 | 追加提案された令和元年度補正予算案等が上程されました。また、受理した請願・陳情が上程されました。 その後、議員6名が、県政の諸課題について質問を行いました。 |
3月2日~6日 | 常任委員会 | 付託された議案の審査などを行いました。 |
3月10日 | 連合委員会 | 4つの常任委員会が一堂に会し、各委員会での質疑を踏まえ、各党会派の代表3名が、知事に対する質疑を行いました。 |
3月11日 | 本会議 | 予算繰越の議案が上程されました。 |
3月11日 | 常任委員会 | 予算繰越の議案を審査しました。 |
3月11日 | 連合委員会(建設公安委員会・総務文教委員会) | 第1号議案(令和2年度新潟県一般会計予算)に対する修正案の審査を行いました。 |
3月12日、13日 | 連合委員会 | 4つの常任委員会が一堂に会し、各委員会での質疑を踏まえ、知事に対する質疑を行いました。 |
3月18日 | 常任委員会 | 付託された議案などの採決を行いました。 |
3月19日 | 本会議 | 議案等の採決などを行い、閉会しました。 |