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にいがた県議会だより第72号(本会議質問5)
一般質問(12月6日)
池田千賀子議員
(未来にいがた)
原子力防災訓練について
(問) 今般の原子力防災訓練は、道路状況の悪化を見込まないなど厳しい想定で行われた訓練とは言えず避難の実効性に課題があるとの声がある。今回の訓練の想定の考え方について伺うとともに、より厳しい想定のもと訓練を実施する必要性について所見を伺う。
(答) 今回の訓練は、県の広域避難計画等を踏まえた基本的な手順や防災関係機関との連携などを確認することを目的とし、柏崎市、刈羽村等で震度6強の地震が発生し、唯一運転中の7号機で事故が発生するという複合災害を想定し実施した。
その想定の中で、地震に伴う通行止め等による孤立に対応するためのヘリコプターや船舶による避難や、道路啓開等の訓練を行った。
今後の訓練については、段階的に条件を変えながら、様々な想定で訓練を行うことによって原子力災害時の対応力の向上を図っていく。