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にいがた県議会だより第72号(本会議質問12)
一般質問(12月9日)
与口善之議員
(自由民主党)
スマートインターチェンジ設置による避難計画の実効性向上は
(問) 原子力災害時には、PAZの区域外の方の何割かはPAZの避難指示が出た段階で避難行動をとると考えられているが、その場合、PAZ内の避難民は外側に蓋をされて避難できなくなる恐れが多大にあると考えられる。そうした懸念を回避する手段の一つとして、PAZ内である国道8号と北陸自動車道の交差部にスマートインターチェンジを設置し緊急時の避難経路にすることは、避難計画の実効性を高めることにもつながるものと考える。地元自治体の判断が優先されると考えるが、スマートインターチェンジ設置によって避難計画の実効性を高めることについて所見を伺う。
(答) 県の広域避難計画において、避難時の主な利用道路として高速道路も示しており、スマートインターチェンジの設置は、避難の観点から望ましいことと考えている。
市町村の避難計画においても避難に高速道路も利用することとしており、市町村の円滑な避難に関する取組の中で、必要に応じスマートインターチェンジの設置についても検討されるものと考えている。県としては、市町村の取組を支援していく。