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にいがた県議会だより第72号(本会議質問11)
一般質問(12月9日)
桜庭節子議員
(自由民主党)
コケ栽培への支援は
(問) 胎内市に遊休水田を活用してコケの生産に挑戦している生産組合があるが、専門家は「コケは庭づくりなどで需要が増えており、高温多湿な本県は上手に育てれば商売にできる」としている。また、コケは遊休農地の活用が可能で、栽培も容易とされていることから、耕作放棄地の多い中山間地域の小規模農家も取り組みやすいと考えている。他県では、コケを地域振興作物として産地交付金の対象としている例もあるが、本県でもコケ栽培の取組を支援ができないか所見を伺う。
(答) コケについては、近年、緑化素材やインテリア等への展開で注目が集まっていると承知している。
先般策定した園芸振興基本戦略においては、気象や土壌等の地域特性や優位性を活かし、適地適作を基本にマーケットインの観点で栽培品目を選定することとしており、コケに限らず多様な品目で園芸導入・拡大に挑戦する農業者や産地の取組を、関係機関・団体が一体となって支援していきたいと考えている。