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にいがた県議会だより第71号(本会議質問7)
一般質問(9月27日)
宮崎悦男議員
(自由民主党)
地域医療体制の確保等は
(問) 各地域の課題にしっかりと取り組みながら、長期的な視点で県全体の持続可能な地域医療確保を図るため、公立・公的病院の再編・統合は喫緊の課題であり、議論が活発化するよう県としてもリーダーシップを発揮し積極的に取り組むべきと考えるが見解を伺うとともに、地域医療の確保に向けた決意を伺う。
(答) 今後、人口減少や医師不足など医療環境の変化に対応し、県民が安心して安全に暮らせる県づくりを進めていくためには、地域で必要とされる持続可能な医療提供体制を確保していくことが何よりも重要であり、現在、二次医療圏ごとに地域の医療関係者等で構成される「地域医療構想調整会議」で協議を進めているところである。
県としては、県立病院が果たすべき具体的な役割・あり方や機能・規模などについて検討するとともに、「地域医療構想調整会議」の場を活用し、公立・公的病院の再編統合に関する国の検討ワーキングの動きも注視しながら議論を行っていきたい。
いずれにしても、県立病院を含め、地域の基幹的な病院と他の医療機関との連携を深め、相互補完の中で地域の医療ニーズに地域内で応えられる体制づくりの構築に向け、全力で取り組んでいく。