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にいがた県議会だより第71号(本会議質問14)
一般質問(9月30日)
河原井拓也議員
(自由民主党)
県央医療圏における救急患者の搬送について
(問) 平成28年に示された県央基幹病院整備基本計画は、平成25年までの資料にもとづき病院の規模を450床と定めていた。知事は記者会見等でも、財政難ではなく医療環境の変化に対応した検討をするとのことだが、県央医療圏における環境の変化の一つとして、救急搬送の圏域外搬送の増加があげられる。県の調べでは、平成25年で約1,400件の圏域外搬送があり、年々増加し、平成30年には約2,200件と5年間で約800件増加しており、この5年間で住民に対する医療サービスが低下しているといえる。今後も圏域外搬送が増えてくるだろうと予想されるがどのように捉えているのか所見を伺う。
(答) 他圏域と比べ、圏域外への救急搬送が顕著であるなどの課題のもと、県央基幹病院整備基本計画を策定し、整備を進めてきたものと認識している。
このたびの県地域医療構想調整会議においては、救急搬送の状況変化も踏まえながら、県央医療圏に必要な医療体制について議論いただいているものと考えている。