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議会報（平成20年6月定例会の概要）
6月定例会は、6月25日に招集された。
開会日の冒頭に、議員在職30年の星野伊佐夫議員及び議員在職25年の東山英機議員、石井修議員に対する永年在職議員の表彰を決議し、議長から表彰状及び記念品が贈呈された。
会期中の知事提出議案は、2．24冬季風浪被害からの早期復旧を図るための経費や、中越沖地震の被災者の生活再建支援および観光・産業復興支援等のための補助金の増額分などを計上した、約21億5千万円を増額する一般会計補正予算、「新潟県手数料条例の一部を改正する条例」や「新潟県県税条例の一部を改正する条例」など、29件であった。
代表質問、一般質問、連合委員会では、知事の政治姿勢、原油価格高騰対策、医療・福祉問題、農業問題、教育問題、中越沖地震関連など県政の諸課題について幅広い議論が展開されたほか、続いて行われた常任委員会でも、活発な質疑が交わされた。
この結果、知事提出議案は、いずれも原案どおり可決、承認又は同意された。
議員提出発議案は、「新潟県歯科保健推進条例」、「原油価格高騰対策の早期実施についての意見書」、「銃刀法の早期改正と無差別殺人事件防止対策に関する意見書」、「ジストニアの難治性疾患克服研究事業への指定に関する意見書」など10件が全会一致又は賛成多数で可決されたほか、「ワーク・ライフ・バランスの推進に関する決議」など3件が賛成少数で否決された。
請願・陳情は、継続中のものを含め12件が審査され、採択されたもの1件、不採択7件、保留1件、撤回1件で、残り2件が継続審査とされた。
その後、長津議長、帆苅副議長の辞任に伴う選挙が行われ、三林碩郎議員が議長に、小野峯生議員が副議長に選任された。
また、議会運営委員会及び各常任委員会の委員及び正副委員長が選任されたほか、特別委員会の解消及び設置が行われ、各特別委員会についても委員及び正副委員長が選任された。
会期17日間にわたった6月定例会は7月11日に閉会した。
