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愛鳥センター 令和7年度 野生復帰した鳥たち

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0742705 更新日:2025年10月11日更新

愛鳥センターに収容された野生鳥獣のうち、放鳥できた鳥たちを一部ご紹介します。
人が保護できるほどに弱った傷病鳥獣はできる限りのことをしても助からないことが多いのが現実です。
そんな中でも自然復帰できた鳥獣がたくましく生きていけますように。

2025年10月放鳥 オオコノハズク

 1月にネズミ捕りの粘着シートに掛った状態で収容されました。
粘着剤によって多くの羽が抜けてしまい飛行困難な状態だったため、羽が生え替わるまで保護していました。
9か月が経って羽が生え替り、うまく飛行できるようになったため放鳥することになりました。

オオコノハズク
放鳥前のNo.27 フライングケージにて

オオコノハズク
夜行性なので放鳥は日が暮れてから行いました。

2025年9月放鳥 アオバズク

何らかの事故により外傷を多数負って衰弱しているところを今年の5月に保護されました。
保護してしばらくの間はエサをあまり食べず心配しましたが、少しづつ回復していきました。
暑い夏も乗り切り、フライングケージの中を飛行できるようになったため、約4か月を経て放鳥の時を迎えました。

アオバズク

放鳥の時です。
アオバズク放鳥
この後、林の中へ飛んでいきました。

2025年7月放鳥 サシバ

 翼をケガして動けなくなっていたところを保護されました。
傷から出血があり、飛べない状態でしたが、 治療により順調に回復しました。
フライングケージでリハビリなどを行い、保護されてから10日後に放鳥できるまでになりました。
  放鳥準備完了。
 サシバ放鳥時
 
 元気に飛んでいきました。
サシバ放鳥時

2025年4月放鳥(2)カンムリカイツブリ

 何かの事故で動けなくなっていたところを発見され保護されました。
少し出血があり、起立や歩行ができない状態でした。

保護した時の状態

 強制給餌を行うことで体力が戻り、傷も癒えたので放鳥しました。
川面を無事に泳いで行きました。
放鳥した様子

2025年4月放鳥(1) イソヒヨドリ

 粘着剤を用いたネズミ捕りに掛り、衰弱しているところを保護されました。
粘着剤から剥がす際に首から胸の羽毛が広範囲に傷んでいました。

保護した時の状態
 2週間の療養で、食欲旺盛となり動きも機敏になったため放鳥しました。

放鳥の時

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