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令和3年度愛鳥講演会を開催しました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0434854 更新日:2024年4月1日更新

令和3年度愛鳥講演会を開催しました

日時:令和3年11月23日(火曜日・祝日) 13時00分~15時30分

場所:新潟県立生涯学習推進センター 1階 ホール

会場のようす
会場の様子

今年度の愛鳥講演会は、「生き物と仲良く暮らす取り組み、生き物の楽しみ方」をテーマに、2名の講師からご講演頂きました。
1人目の講師は新潟県野鳥愛護会の高澤綾子さん、2人目の講師は鳥屋野潟公園パークコーディネーターの山際圭子さんです。

昨年度に引き続き、今回も新型コロナウイルス対策のため、定員を絞っての開催となりました。

講演内容

「たかさわ農園生きもの歳時記」   講師:新潟県野鳥愛護会 高澤綾子 氏

高澤さんの講演

講師の高澤さんは愛鳥センターの元職員で、愛鳥センターを退職後にたかさわ農園をオープンされました。
無農薬、無化学肥料の野菜や減農薬の野菜、特別栽培米のお米などを栽培されています。

講演では、農作業での生き物に対する配慮や取り組み、畑や田んぼに訪れる生き物たちを紹介していただきました。

たかさわ農園の畑にはハシブトガラスやハシボソガラス、ムクドリ、ハクセキレイなどが常連で訪れ、虫を食べているそうです。
鳥獣害を防ぐ目的でトレイルカメラを設置したところ、キジが走っていく姿や、ツバメが土を持って行く姿、ハシボソガラスが地面を掘っているところ、キツネやネコの姿も映っていたそうです。後半でキツネの動画も見せていただきました。

トレイルカメラの画像
トレイルカメラに映った生き物

昨年は夏野菜を色々な生き物にだいぶ食べられてしまっていたそうですが、防獣ネットやテグスを張るなどの対策を取ったら被害がなくなったかわりに動物が来なくなってあまり映らなくなり、それはそれで寂しい・・と生き物好きならではの悩み?もあるようです。

夏に畔の草刈りをするときには、高刈りといって5~10cmの高さで草を刈ることで、草の間に隠れているクモやカエルなどの生息場所を守り、草刈り機で生き物を傷つけることも防いでいるそうで、生きものに対する配慮に優しさを感じます。
いろいろな野菜を育てているので、いろいろな虫が付いて、それを手で取るのがけっこう手間という苦労もお話しされていました。

秋は稲刈りの時期とタカが渡る時期が重なるので、空をチラチラ見ながら稲刈りをする、冬は少し休めるので冬鳥を観察する、という鳥好きならではお話しにも、生き物を楽しみながら農業をされていることが感じられ、素敵な講演でした。

 

「私から見た鳥屋野潟公園の楽しみ方」 講師:鳥屋野潟公園パークコーディネーター 山際圭子 氏

講演のようす

山際さんは鳥屋野潟公園スタッフとしてお仕事をされている中で、日々出会った野鳥、昆虫、両生爬虫類、植物、動物などの様々な写真や映像を盛りだくさんに詰め込んで紹介していただきました。スライドにはなんと400枚以上もの写真が使用されていました。
終始楽しそうにお話しされていて、面白い、かわいい、という気持ちが伝わってきます。

とくに山際さんが好きだというカラスは何度も登場し、親鳥がカメの卵を食べているところに幼鳥がねだりに行っている姿がかわいらしく印象的でした。
スズメの幼鳥が砂浴びをしようとしていたけれど園路なので砂がなくてできなかったという、少し間抜けな姿もありました。
意外なところでは、カルガモが地面からミミズを掘って食べている姿に驚きました。

カルガモ
ミミズを掘って食べるカルガモ

ヘビはアオダイショウとシマヘビがよく見られるそうですが、顔の違いや、ネコと共通点があることなど、面白い角度からの視点での紹介もありました。
植物では、ハコネウツギの花の色が変化することや、実がバナナみたいに見えること、カタバミの実が小っちゃいオクラのようであることなど、言われてみれば確かにと思うような例えもたくさん登場しました。
セミの抜け殻をどれだけ格好よく撮れるかチャレンジしているなど、面白い楽しみ方も紹介していただきました。

紹介しきれないほどたくさんの生き物が登場し、日々身近な生き物を楽しむ方法を存分に紹介していただいた講演でした。

 

参加された皆さんからは、「新たな視点の発見ができた」、「見落としがちな日々の変化に注意して見ようと思った」、「愛が伝わってワクワク、ほっこりした」、「共感できた」などたくさんの感想をいただきました。
ご参加いただいた皆さん、ありがとうございました。

 

令和3年度愛鳥講演会 定員に達しました

 新潟県愛鳥センターでは、県民のみなさまに自然の素晴らしさや野生生物保護の大切さを伝えるために、愛鳥講演会を開催しています。

 今年度のテーマは生き物と仲良く暮らす取り組み、生き物の楽しみ方です。

愛鳥講演会チラシ

講演1
たかさわ農園生きもの歳時記
 高澤 綾子 氏 (新潟県野鳥愛護会)

講演2
私から見た鳥屋野潟公園の楽しみ方
 山際 圭子 氏 (鳥屋野潟公園パークコーディネーター)

 

日時:令和3年11月23日(火曜日・祝日) 13時00分~15時30分

場所:新潟県立生涯学習推進センター 1階 ホール(県立図書館複合施設)
(住所:新潟市中央区女池南3-1-2)

講演会日程
受付 12時30分~13時00分
開会 13時00分~13時10分
講演会 13時10分~15時20分

閉会 15時20分~15時30分

申込み:令和3年10月15日(金曜日)から受付開始
住所・氏名・電話番号を明記の上、はがき、電話、ファックス、e-mailまたは
下記のかんたん申請・申込システム〈外部リンク〉で愛鳥センターまで申込みください。

定員:先着35名→63名に変更しました  定員に達しましたので締め切りました

申込み締切:定員に達し次第締め切り

料金:無料

お問い合わせ・申込み先

   新潟県愛鳥センター紫雲寺さえずりの里
   〒957-0231 新発田市藤塚浜海老池
   Tel:0254-41-4500 Fax:0254-41-4501
   E-mail:ngt035310@pref.niigata.lg.jp

※講演会当日はマスクの着用、手指の消毒にご協力ください。
また、当日体調が悪い場合はご参加をご遠慮いただきますようお願いいたします。
感染症の状況等により、中止または変更になる場合があります。最新の情報はホームページをご覧ください。

電子申請留意事項

電子申請の利用にあたっては、次の事項に留意してください。

  1. 新潟県は、電子申請によって得た情報について、当該申請手続以外の目的には利用しません。
  2. 電子申請を利用するために必要な機器(ソフトウェアを含みます)及び通信費用は、利用者の負担とします。
  3. 電子申請の利用により発生した一切の損害について、利用者は新潟県に対してその責任を問わないものとします。
    また、電子申請の利用により第三者に損害を与えた場合には、利用者は自己の責任において解決するものとします。
  4. システムのメンテナンス等により、電子申請の利用を休止することがあります。
  5. 電子申請の利用に当たり、次に掲げる行為を禁止します。
    1. 新潟県への申請手続以外の目的で利用すること。
    2. システムの管理及び運営を故意に妨害すること。
    3. 他人になりすまして電子申請をすること。
    4. その他法令等に反すると認められる行為をすること。

 

愛鳥講演会開催計画 [PDFファイル/130KB]

愛鳥講演会チラシ [PDFファイル/799KB]

 

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