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令和3年度探鳥会結果

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0391071 更新日:2024年4月1日更新

令和4年3月6日(日曜日) ハクチョウを見送る会(村上市)9時~10時30分

オナガガモ
オナガガモがいっぱい

1.天気:風雪

2.場所:お幕場大池(村上市)

3.参加者:18名

4.観察種:コハクチョウ、オオハクチョウ、ヒドリガモ、マガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、トモエガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ミコアイサ、カワウ、アオサギ、ダイサギ、カモメ、ミサゴ、トビ、ノスリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、キクイタダキ、シジュウカラ、ヒヨドリ、スズメ 以上24種

大池のハクチョウ
奥の水面にハクチョウがいました

5.コメント
風が強く雪も降り、冬に逆戻りしたような天気の中での探鳥会になりました。
最初に村上野鳥の会の佐藤さんから、大池の成り立ちや最近のハクチョウの数、初認日、終認日などの説明をしてもらいました。
その後は2班に分かれて探鳥しました。

ほとんどのハクチョウは田んぼへ出かけた後でしたが、奥の方の水面にはハクチョウが少しいて、飛び立つところも見ることができました。カモ類はオナガガモが多く、双眼鏡やフィールドスコープで探すと、マガモやヒドリガモ、キンクロハジロなど色々な種類が混ざって泳いでいるのが見えました。トモエガモやミコアイサも見つけることができました。

林の中も歩きましたが、風が強い日は小鳥があまり動きません。
シジュウカラやキクイタダキの声が少し聞こえただけで、姿は全然見えませんでした。

だんだんと寒さに耐えるのもつらくなってきたので、予定より早めに引き返しました。
悪天候の中参加されたみなさん、ありがとうございました。

キンクロハジロ
強風でキンクロハジロの飾り羽も乱れがち

令和3年12月12日(日曜日) 弁天潟初心者探鳥会 9時~10時45分

飛び立ち
飛び立っていくハクチョウ

1.天気:雨

2.場所:弁天潟風致公園(聖籠町)

3.参加者:11名

4.観察種:キジ、オオハクチョウ、コハクチョウ、マガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ミコアイサ、カイツブリ、カワウ、オオバン、アオサギ、トビ、アカゲラ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ハクセキレイ 以上22種

キンクロハジロ
近くにきたキンクロハジロ

5.コメント
ポツポツ雨が降ったり止んだりのお天気です。
開始時間にはまだハクチョウが数十羽水面に残っていたので、飛び立ちの様子を観察しました。
並んで、コォーコォーと鳴きながら水面を走って、とてもにぎやかです。
頭上を通り過ぎる時にはギシギシと羽音も聞こえました。

柵の手前側にはオオバンが上陸して草を食べている姿や、コガモが水路で泳いでいる姿が近くで見られました。
岸の遊歩道沿いに歩いて行くと、キンクロハジロがゆっくり泳ぎながら近づいてきました。
しばらくのんびりと浮かんでいてくれたので、かわいい姿をじっくり観察できました。

観察のようす
ミコアイサどこ~?

奥の岸近くの方にミコアイサを発見しましたが、すぐに潜ってしまいます。
タイミングでなかなか見えなくて苦戦している人もいましたが、無事に全員が姿を見ることができました。

今回は初心者向けということで親子でのご参加が数組ありましたが、お子さんたちが鳥にとても詳しくて驚きました。
歩きながらたくさん質問を受け、私ももっと勉強しなくてはと思いました。

終盤で雨が強くなってきたので、少し早めに終了しました。
お天気の悪い中、ご参加ありがとうございました。

令和3年10月24日(日曜日) 清潟公園探鳥会 9時~11時

オオタカとカラス
オオタカ(下)と追いかけるハシボソガラス(上)

1.天気:晴れ

2.場所:清潟公園(新発田市)

3.参加者:8名

4.観察種:コハクチョウ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、カイツブリ、カワウ、アオサギ、オオバン、トビ、オオタカ、コゲラ、アカゲラ、チョウゲンボウ、モズ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒバリ、ヒヨドリ、ウグイス、、メジロ、ムクドリ、シロハラ、ジョウビタキ、スズメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、カワラヒワ、マヒワ、カシラダカ、ホオジロ、アオジ、オオジュリン 以上35種

観察のようす
アカゲラ観察中

5.コメント
開始前まで雨が降っていましたが、探鳥会が始まる頃には上がり、少し日も出てきました。
駐車場に集合した時点で小鳥の声がたくさんしていたので、その場で観察をしました。
メジロの群れがチーチー鳴きながら動いているのが見えました。

潟の方に歩いていくと、水面にカモがたくさん浮かんでいます。
マガモ、カルガモ、コガモがほとんどでしたが、ヒドリガモも少しいました。
ほかにはカイツブリやカワウ、オオバンもいました。みんなのんびりしています。

潟の周りの草ヤブからはウグイスやアオジの声がして、時々ちょこっと見えましたが、すぐに隠れてしまいました。
ヤブの鳥は見るのが難しいです。
上空にはチョウゲンボウが2羽現れ、スーッと飛んだりホバリングをする姿を楽しませてくれました。
アカゲラが木にとまって、登っていく姿も全員見ることができました。

最後に、鳥合わせをした後にハシボソガラスに追われてオオタカが出現しました。だいぶしつこくモビングされていましたが、無事解放されたようです。
最後までいろいろな鳥が出現し、楽しめた探鳥会でした。

令和3年10月23日(土曜日) 紫雲寺記念公園探鳥会 9時~10時30分

紫雲寺記念公園プロモーションパートナー共催

カシラダカ
カシラダカ (別の日に撮った写真です)

1.天気:くもり

2.場所:紫雲寺記念公園

3.参加者:4名

4.観察種:ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、ジョウビタキ、スズメ、カワラヒワ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ 以上11種

5.コメント
最初にレクチャールームで、周辺で見られる鳥について簡単にお話しをしてから外に出ました。
雨が降りそうで心配なお天気です。風が強く、こういう日は鳥はあまり動きません。
まず池に向かうと、カシラダカとアオジがヤブでチッチッと鳴いていました。
木の間から動く鳥が見え、カシラダカの姿を見ることができました。

公園内の歩道を歩いていると、ハシブトガラスがヤマボウシの実をくわえて飛んで行く姿が見えました。
畑に行くと、スズメが電線に並んでとまっている姿が見えました。ホオジロのチチチという声も聞こえ、電線にとまってくれたのでよく見えました。ヤブからはウグイスの地鳴きが聞こえましたが、見えませんでした。ウグイスは見つけるのが難しいです。

愛鳥センターに戻って来る途中、シジュウカラの声や、遠くからジョウビタキの声も聞こえました。

この時期にしては鳥がとても静かで少ない探鳥会になりましたが、無事雨に降られずに外を歩けてよかったです。

令和3年8月29日(日曜日) シギ・チドリ観察会 7時~9時

シロチドリ
砂浜と同化するシロチドリ

1.天気:晴れ

2.場所:網代浜(聖籠町)

3.参加者:15名

4.観察種:キジ、キジバト、ウミウ、アオサギ、ダイゼン、シロチドリ、チュウシャクシギ、キアシシギ、ミユビシギ、トウネン、ウミネコ、オオセグロカモメ、ミサゴ、トビ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ 以上21種

探鳥会のようす
観察のようす

5.コメント
晴れて風も穏やか、気温もそれほど高くなく、歩きやすい気候でした。
最初に、遠くのテトラポッドにとまるたくさんのウミネコの中にオオセグロカモメが1羽いるのを観察しました。
浜に出るとすぐ、シロチドリがいました。
背の色が砂と同じで見つけにくいですが、よく見たら11羽もいました(写真には3羽写っています)。
私たちが近付いて警戒したのか、砂のくぼみに伏せてさらに見にくくなりました。

波打ち際をちょこちょこ歩き回っているのはほとんどトウネンでしたが、ミユビシギも2羽いました!
換羽中でまだらな顔をしています。

砂の上にはカニの足あとと鳥の足あとがたくさん付いていました。
走るカニの姿もあちこちで見かけました。かわいいです。

テトラポッドにはウミウの幼鳥とチュウシャクシギとキアシシギが休んでいました。
折り返して戻るときにはダイゼンも出現!

下見のときよりも種類が多く、みなさん満足の探鳥会でした。

足あと
カニとシロチドリの足あと

令和3年5月23日(日曜日) 紫雲寺記念公園探鳥会 9時~10時40分

(紫雲寺記念公園プロモーションパートナー共催)

ハシブトガラス
マツのてっぺんにとまるハシブトガラス

1.天気:くもり

2.場所:愛鳥センター探鳥路

3.参加者:12名

4.観察種:キジ、カルガモ、オオタカ、コゲラ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、オオムシクイ、コルリ、コサメビタキ、キビタキ、スズメ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ 以上17種

探鳥会の様子
コゲラ観察中

5.コメント
最初に、レクチャールームで、紫雲寺記念公園の環境や今の時期に探鳥路で見られる鳥についてのお話をしてから外に出ました。

まずは愛鳥センターの入り口前でスズメを観察しました。
親鳥が巣箱に入っていく様子や、巣箱の上に乗っている姿も見られました。
スズメを見ている間にもヒヨドリやウグイスなどいろいろな鳥の鳴き声が聞こえてきます。

畑に行くと、キジやホオジロの声が聞こえました。
運よく、鉄塔にとまるオオタカも見ることができました!
マツの木のてっぺんにはヒヨドリやハシブトガラスがとまってくれてよく見えました。
カラスはわかりやすくて観察しやすくて良いですね!

林の中はヒヨドリがとてもにぎやかでした。
枝葉の間をちょこちょこ動くコサメビタキや、コゲラの姿も見ることができました。
動き回るので、双眼鏡でとらえるのが大変でした。
やぶの中からは、コルリのさえずりが聞こえました!
コルリは地面やヤブにいることが多いので、なかなか姿は見られないのですが、鳴き声が聞けてよかったですね!

少し肌寒く、雨が降りそうな空でしたが、最後までお天気も持ってよかったです。

令和3年5月9日(日曜日) 愛鳥週間探鳥会 6時30分~8時40分

探鳥会の様子
大きなトンボを観察しています

1.天気:雨時々曇り

2.場所:大天城公園周辺林道(新発田市)
当初は大峰山で開催の予定でしたが、林道が通行止めのため会場を変更しました。

3.参加者:29名

4.観察種:カルガモ、キジバト、アオサギ、コチドリ、トビ、サシバ、カワセミ、コゲラ、サンショウクイ、カケス、ハシブトガラス、ヤマガラ、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、ヤブサメ、メジロ、クロツグミ、コルリ、コサメビタキ、キビタキ、オオルリ、スズメ、ハクセキレイ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ 以上27種

トビ
どんよりした空を飛ぶトビ

5.コメント
集合場所の大天城公園駐車場では、開始前からコチドリが鳴きながら飛んでいる姿が見られました。シジュウカラやトビも見られました。
集合時間前は曇っていましたが、だんだん雲行きがあやしくなり、開始すると雨が降ってきてしまいました。
雨具を持って、2班体制で林道を歩きました。

天気は悪いものの、小鳥の声はいろいろと聞こえてきます。
ヤマガラがのんびりした声でさえずり、ヤブサメが虫のような声でシシシ・・と鳴いている声も良く聞こえました。

1班では、カワセミやサシバを見ることができたそうです。ラッキーですね!
2班では、コサメビタキや、サンショウクイ、ヒヨドリ、メジロなどの小鳥をいろいろと見ることができました。
オオルリも近くの木の上から美しい声でさえずっているのが聞こえました。姿を見たかったですが、枝葉の間を動くシルエットと、飛んで行く姿しか見えませんでした。
だいぶ葉が伸びてきたので、小鳥が葉に隠れてしまって、見つけるのが難しいです。

種類はわかりませんでしたが、大きなトンボもいました。この時期からいるんですね。
雨に喜んでか、カエルの声もいろいろと聞こえてきました。林ではアマガエル、タゴガエルなど、田んぼではシュレーゲルアオガエルが合唱していました。

終始雨が降ったり止んだり、時折強く降ったりする中での探鳥会でした。
屋根のある場所がなく、鳥合わせができませんでした。終了時間も少し早くなりました。
ご参加いただいた方は、この探鳥会の結果のページを見て各自で観察した鳥を確認してみてください。
雨の中、皆さんお疲れ様でした。

令和3年5月1日(土曜日) 初心者探鳥会2  9時~10時30分

探鳥会の様子
池の近くで観察中

1.天気:くもり

2.場所:新潟県愛鳥センター紫雲寺さえずりの里

3.参加者:18名

4.観察種:キジ、トビ、ノスリ、カワセミ、コゲラ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒヨドリ、ウグイス、エゾムシクイ、センダイムシクイ、メジロ、ヒレンジャク、クロツグミ、スズメ、カワラヒワ、マヒワ、ホオジロ、アオジ 以上20種

クロツグミ
さえずるクロツグミ

5.コメント
今回も、最初にレクチャールームで少し鳥の勉強をしてから外に出ました。
お天気が心配でしたが、曇りで、歩きやすい天候でした。
前回同様愛鳥センターの玄関前で双眼鏡の使い方を練習し、2班に分かれて探鳥しました。

畑では、鳴き声はいろいろと聞こえるもののなかなか姿が見えず、上空を通過していくものばかりでしたが、飛んできたヒヨドリが枝にとまり、双眼鏡で観察することができました。鳴き声はキジやウグイス、アオジなどが聞こえました。

池の近くではマヒワが見られたようです。カワセミも見られた人もいて、ラッキーでした。
林の中でも鳥の鳴き声がたくさん聞こえました。
センダイムシクイやエゾムシクイ、クロツグミなど美しい声があちこちから聞こえました。

「ヒーヒー」というヒレンジャクの声がして、運よく姿も見ることができました!
レンジャクは今年たくさん見られていて、当たり年です。もうすぐ北へ向かって渡ってしまいますが、探鳥会の日まで残っていてくれてよかったです。

愛鳥センターの駐車場に戻ってきたところで、緊急地震速報が鳴り、揺れてびっくりしました。
揺れは小さかったですが、何事もなくてよかったです。
そのまま外で鳥合わせをして終了しました。

令和3年4月24日(土曜日) 初心者探鳥会1  9時~10時30分

初心者探鳥会の様子
スライドで鳥のことを勉強中

1.天気:晴れ

2.場所:新潟県愛鳥センター紫雲寺さえずりの里

3.参加者:13名

4.観察種:キジ、キジバト、コゲラ、モズ、ハシブトガラス、シジュウカラ、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、メジロ、クロツグミ、スズメ、カワラヒワ、ホオジロ、アオジ 以上15種

探鳥会の様子
畑のそばで探鳥中

5.コメント
はじめにレクチャールームに集まり、鳥について少し勉強してから外へ出ました。
とてもいいお天気で探鳥日和でした。
愛鳥センターの入り口前でまず双眼鏡の使い方を練習し、2班に分かれて探鳥しました。

畑では地面に降りているカワラヒワが見られました。巣材を集めているようで、枯草のようなものをくわえていました。
ホオジロが木のてっぺんでさえずっている姿も見られました。ホオジロは目立つところでさえずるので、見つけやすい鳥です。
近くではクロツグミやウグイス、キジの鳴き声も聞こえました。

池では、アズマヒキガエルのおたまじゃくしがたくさん泳いでいるのが見えました。アマガエルの鳴き声も聞こえました。
林の中では鳥の鳴き声はたくさん聞こえるものの、枝葉に隠れて姿はなかなか見つかりません。
声を頼りに探して、シジュウカラやヒヨドリの姿をなんとか見つけることができました。
鳥の種類はそれほど多くなかったものの、少人数でのんびりと探鳥できた会でした。

初心者探鳥会は5月1日(土曜日)にも開催します。

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