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むらかみ・いわふね珍風景(珍風景番号80)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0052590 更新日:2021年1月22日更新

粟島のパワースポット!?密集した板碑(珍風景番号80)

「南無阿弥陀仏」と刻まれた石の画像
「南無阿弥陀仏」と刻まれた石

 寒さも和らぎ、春はもうすぐそこ。今回は5月の島開きが待ち遠しい粟島の珍風景をお送りします。

 粟島の玄関口・フェリー乗り場のある内浦地区には、「板碑(いたび)」と呼ばれる石碑がたくさん残っています。
 板碑とは、梵字(ぼんじ)や、梵字を組み合わせた象徴文字である種字(しゅじ)が彫られた板状の石のことです。粟島には、内浦地区を中心に140基以上の板碑があり、県内で最も密集していると言われています。ちなみに、この板碑群は、平成元年に新潟県有形文化財(考古資料)に一括指定されました。

 粟島の板碑は、刻まれた年号や彫り方などから、南北朝時代の限られた時期に集中して造られたものと推測されています。この時代、日本海に浮かぶ粟島は、観音菩薩の住む神聖な土地として考えられていました。そのため、死者を供養したり、自分の死後の極楽往生を願う人たちにより、多くの板碑が粟島に造られたと言われています。

 内浦地区の観音寺(かんのんじ)には、数多くの板碑や石塔がひっそりと立ち並んでいて、さながらパワースポットのような雰囲気です。粟島にお越しの際は、ぜひ訪ねてください。

粟島は県内一の板碑の密集地の画像
粟島は県内一の板碑の密集地

内浦集落の観音寺の画像
内浦集落の観音寺

これまでの珍風景

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