教えて!コラム 妊娠・出産・育児に役立つ情報を掲載しています!
児童虐待を予防するためにも、妊娠期から子育て期までの切れ目のない丁寧な支援が求められています。
予想していなかった妊娠・出産・育児!誰にも言えない、誰にも相談できない、これからどうしたらいいの?という悩みの解決の糸口となるコラムです。
※このコラムは新潟県助産師会のご協力と監修を受け作成しました。
怒りすぎてごめんね!
赤ちゃんが産まれたらこんなに大変なの?なんでこんなにイライラするの?
なんで食べてくれないの!!
なんで散らかすの!!
なんですぐ泣くの!!
なんで今うんちする!!
なんで夫は他人事??
夫から「手伝う」とか「協力する」って言われるとムカツク!
私、赤ちゃんが産まれてから怒ってばっかりなんだけど。
私ってこんな性格じゃなかったはずなのに
この間もつい叩いちゃった、これって虐待??
こんな私って母親失格だよね。
赤ちゃんに怒ってもダメってわかっているけれど!!
誰か、助けて!!
赤ちゃんにごめんねって言うけれど、言うくらいなら最初からするなって
わかってるんだけど
あなたは良い親になろうと頑張りすぎているのでは?
一人になりたい!ゆっくり寝たい!座ってご飯食べたい!
今までに普通に出来ていたことが、出来なくなるのが育児です。
あなたは頑張っています。昼も夜も。
一生懸命、良い親になろうと努力しています。
だからこそ、イライラします。
そして、そんな自分に涙が出てきます。
頑張っても頑張っても、先がみえない長く暗いトンネルのよう
一息ついてみませんか?
でも、これは子どもを産んだ母親ならば誰もが感じる気持ちです。
そんな時は、ママがまずホっとしてみましょう。
美味しいスイーツ食べてみる?
ちょっと子どもを預けて、昼寝する?お茶に行く?
誰かに話をしてみる?
そんなホッとする時間が必要な事を夫や家族にも相談してみましょう。
相談窓口への電話も勇気を持ってしてみると、きっと役に立つアドバイスが得られますよ!
あなたは一人で子育てしていませんか?
母親だからという言葉にしばられないで!
自分を嫌いにならないで!
そのままのあなたでいいのです。
時には子どもが可愛く思えないことだって誰だってあります!
時には子どもから離れてひとりになりたい事だって
あなたがあなたらしさを取り戻すことで
あなたが笑えばきっと赤ちゃんも「ママが一番!」と笑ってくれるはず。
もし、あなたの周りに話し相手がいなければ、遠慮なく相談窓口に電話してみてください。
(児童相談所でも構いませんし、より身近な窓口として下記市町村でも相談を受け付けています。)
あなたの声を聞かせてください。
あなたの苦しさを分けてください。
そしてみんなで子どもや家族の笑顔を増やしていきましょう!
『アフリカのことわざ』
「子どもひとり育てるのには、村ひとつが必要」
身近な地域の相談窓口でも虐待や子どもに関する様々な相談を受け付けています。
管内市町村の相談電話先
【新発田市】こども家庭相談係 0254(26)3257
【村上市】家庭児童相談室 0254(53)3201
【阿賀野市】こども若者相談支援係 0250(62)2510
【胎内市】子育て応援係 0254(43)0304
【聖籠町】子ども家庭相談センター 0254(27)7082
【関川村】健康福祉課 0254(64)1472
【粟島浦村】代表 0254(55)2111