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ほ場整備工事※1及びバイパス工事区域に生息するサドガエル※2を保全するため、工事区域内のサドガエルを捕獲し、区域外へ逃がす『引っ越し活動』を下記のとおり開催します。
本活動は、サドガエルをきっかけに、地域住民の皆様にほ場整備事業等の県の取り組みを知ってもらうとともに、農地が農業の場のみならず生き物を育む等の多面的な機能を有することを体感していただきながら、共同活動による地域コミュニティの強化に期待して企画しています。
令和6年5月6日(月曜日) 午後1時から4時
佐渡市(サドガエル生息地保護の観点から活動場所は公表しません)
地元小中学生、地元住民、地元農業者、新潟大学、その他学識経験者等。
○ 参加者は、令和6年度のほ場整備工事及びバイパス道路工事区域(約9ha)に生息しているサドガエル等の生き物を採捕します。
○ 採捕したサドガエルは、新潟大学が計測等を行った後、工事区域外へ逃がします。
○ 後日、引っ越し先において生き物調査も開催予定です。
取材を希望される方には活動場所を連絡しますので、5月2日(木曜日)までに下記担当へお問い合わせ願います。
「サドガエル引っ越し大作戦2024」を開催します [PDFファイル/204KB]
※1 ほ場整備工事:農業生産性の向上や農地の集団化を目的に、農地の区画整理、道水路の整備等を一体的に行う土木工事。
※2 サドガエル:2012年に新種として記載された佐渡島にのみ生息するカエル(下写真)。背面は茶色くイボがあり、腹面が黄色い。ギューウギューウとささやくように鳴く。環境省レッドリスト絶滅危惧種ⅠB類。
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