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【見つけた!農業びと】夫婦で支えあいながら楽しく農業に取り組んでいます! 綱 大介さん・優子さん夫妻(十日町市)
夫婦で支えあいながら楽しく農業に取り組んでいます! 綱 大介さん・優子さん夫妻(十日町市)
十日町市上新田(かみしんでん)で、水稲10ヘクタール、サツマイモ10アールを栽培している綱 大介(つな だいすけ)さん・優子(ゆうこ)さんご夫婦を紹介します。
綱 大介さん・優子さん夫妻
実家が稲作農家であった大介さんは、11年前に妻・優子さんと子供たちを連れて地元の十日町へUターン。親元就農し、ご両親と協力しながら農業を営んできました。
優子さんは、当初は民間企業に勤め、農業とはあまり関わらない生活を送っていました。ところが4年前、義父が体調を崩し、「このまま一人で農業を続けるのは難しい。一緒に手伝ってほしい」と大介さんから相談を受けたことがきっかけで就農を決意されました。以降、ご夫婦による農業経営をスタートしました。
農業経験がまったくなかった優子さんは、田植えや稲刈りといった作業しか知らなかったそうです。実際に農業に携わってみると、畦の草刈りなど、日々の細かな作業の多さに驚いたといいます。「毎日やることがたくさんあって暇な時間がない。でも、それが楽しいです」と、笑顔で話してくれました。
そんな優子さんの提案で始めたのが、インターネットでの農産物の販売です。自分たちで作ったお米の美味しさに感動し、「この美味しさをもっと多くの人に届けたい」という想いから、通販サイトでの販売を始めました。オリジナルの商品パッケージの作成や、インスタグラムでの発信など、さまざまな工夫を重ねながら、徐々に売り上げを伸ばしています。
また優子さんは、十日町地域の女性農業者による組織「Women Farmers Japan株式会社」に所属し、冬季には共同食品加工場でサツマイモの加工にも携わっています。
共同加工場で加工したサツマイモの販売の様子
さらに、地域の小学校で、サツマイモ掘りや稲作体験授業の講師を務めるなど、農業を通じた地域とのつながりも大切にしています。
これからも地域の人とのつながりを大事に、夫婦で支えあいながら、楽しく農業を続けていきたい、とお二人で語っていました。
ツナファーム
Instagram(@tsuna_farm)<外部リンク>
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情報提供:十日町農業普及指導センター(2025年7月)