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【見つけた!農業びと】農業は魅力的!地域農業の維持と魅力ある経営発展を目指す 佐藤 篤さん、佑美さん夫妻(長岡市)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0599109 更新日:2023年8月10日更新

農業は魅力的!地域農業の維持と魅力ある経営発展を目指す​
佐藤  篤​さん、佑美さん夫妻(長岡市)~

 長岡市栖吉(すよし)地区の佐藤 篤(さとう あつし)さん、佑美(ゆみ)さん夫妻は、ご夫婦ともに新潟県青年農業士に認定された地域の若手リーダーです。

 

佐藤 篤さん(左)、佑美さん(右)
佐藤 篤さん(左)、佑美さん(右)

 

 篤さんは平成13年に就農し、平成23年、28歳の時に経営移譲を受け、現在は「さとう農場」の代表としてご活躍されています。

 佑美さんは平成26年に結婚を契機に就農しました。

 就農当初から、地域の女性との交流に積極的で、現在はJAえちご中越フレッシュミズ栖吉支部とnowa(長岡周辺地域女性農業者コミュニティ)に所属しています。

 フレッシュミズ栖吉支部は、食や農業に関心がある女性の集りで、子育て、孫育て世代が、安心して食べられる手作りの加工品づくりに力を入れた活動を行っています。

 nowaは、令和2年11月から長岡市内の女性農業者5名で話し合いを始め、翌年にメンバーを募り現在23名が活動しています。長岡市内の幼稚園での食農授業の開催、地元4Hクラブであるポマト倶楽部、地元企業とマルシェの共同開催など多岐にわたる活動をしています。

 

nowaと地元4Hクラブ・企業とのマルシェの共同開催(前列右が佑美さん)
nowaと地元4Hクラブ・企業とのマルシェの共同開催(前列右が佑美さん)

 

 栖吉地区は、昔から水稲の種子生産が行われており、佐藤さんのお宅では代々採種ほ栽培に取り組んでいます。

現在、水稲30haを栽培し、そのうち11haが採種ほ場(コシヒカリ、こしいぶき)です。「優良種子生産が水稲栽培の基本である」と考えのもと、生産に取り組んでいます。

 平成30年には、JA団体認証のJGAP認証を取得しました。

 

JGAP団体認証の内部監査の様子
JGAP団体認証の内部監査の様子

 

 JGAP認証の取得により、消費者へ自信をもって「安心・安全」を提供出来ると感じており、今後も農場管理の効率化に意欲的に取り組む意向です。

 

情報提供:長岡農業普及指導センター(2023年8月)

 

▼青年農業士とは
  将来、地域農業のリーダーとなりうる青年農業者を「青年農業士」として県知事が認定し、自らの学習意欲を喚起するとともに、青年農
  業士としての自主的な組織活動を助長することで、自信と誇りを持って農業経営を実践する優れた農業者の育成を図っています。

▼4Hクラブ(農業青年クラブ)とは
  若い農業者が中心となり、農業経営をしていくうえでの身近な課題の解決方法を検討したり、より良い技術を検討するためのプロジェク
  ト活動を中心に、消費者や他クラブとの交流、地域ボランティア活動を行っている組織です。
  4Hとは、農業の改良と生活の改善に役立つ腕(Hands)を磨き、科学的に物を考えることのできる頭(Head)の訓練をし、誠実で友情
  に富む心(Heart)を培い、楽しく暮らし、元気で働くための健康(Health)を増進するという、同クラブの4つの信条の頭文字を総称し
  たものです。(農林水産省ホームページより一部抜粋)

▼JGAP(農産)とは
  GAPとは、農業者自身が「農産物の安全性」、「環境の保全」、「作業者の安全」等を確保する視点から、農業生産活動に潜むリスク
  (危険度)を把握・評価し、その発現を未然かつ効果的に排除又は軽減し、「より良い農業」へ持続的に改善していく活動のことです。
  JGAPは日本で最も普及しているGAP認証制度で、認証を受けることにより、持続可能な農業生産を行っていることが客観的に証明さ
  れます。

 

 

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