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【見つけた!農業びと】栃尾地域の担い手を増やしていきたい 千野 俊輔さん(長岡市)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0562894 更新日:2023年3月13日更新

栃尾地域の担い手を増やしていきたい
~千野 俊輔さん(長岡市)~

 長岡市栃尾で水稲栽培に取り組む千野 俊輔(ちの しゅんすけ)さんを紹介します。

 千野さんは、幼少期から親の田んぼ作業の手伝いをする等、農業が身近にあったことから新潟大学農学部に進学しました。卒業論文で「中山間地における新規就農者の受け入れ仕組みづくり」について研究した際に、その仕組みを自分で実証してみようと思い、これが大学卒業後に就農することを決定づけました。

千野さんの写真
栃尾で水稲栽培を営む千野さん

 就農1年目には、知り合いに誘われて、長岡地域の4Hクラブ「ポマト俱楽部」に入会しました。それまでは人と話すことが苦手でしたが、今では、倶楽部の仲間と話すことが仕事へのモチベーションにつながっています。
 さらに、就農8年目となる令和4年からは、新潟県農業改良クラブ連盟の会長を務め、人との交流の幅がさらに広がり、とても良い勉強になっています。

 就農後は、農作業を淡々とこなす日々でしたが、次第に自ら考え工夫することで効率が上がる農作業が面白くなってきました。
 令和元年に経営を受け継ぎ、作業効率化のために作業所の増築を行いました。以前よりも自分のやりたいことが実現できるようになっています。

 千野さんは、「栃尾地域で、新規就農者を受け入れる仕組みを作って、地域の担い手を増やしていきたい」と語っています。
 栃尾地域の後継者としてのさらなる活躍が期待されます。

耕起作業を行う千野さんの写真
耕起作業を行う様子

ポマト俱楽部のさつまいも収穫体験での様子
ポマト俱楽部のさつまいも収穫体験(後列右から3番目が千野さん)

 

情報提供:長岡農業普及指導センター(2023年3月)

 

▼4Hクラブ(農業青年クラブ)とは

若い農業者が中心となり、農業経営をしていくうえでの身近な課題の解決方法を検討したり、より良い技術を検討するためのプロジェクト活動を中心に、消費者や他クラブとの交流、地域ボランティア活動を行っている組織です。
4Hとは、農業の改良と生活の改善に役立つ腕(Hands)を磨き、科学的に物を考えることのできる頭(Head)の訓練をし、誠実で友情に富む心(Heart)を培い、楽しく暮らし、元気で働くための健康(Health)を増進するという、同クラブの4つの信条の頭文字を総称したものです。
(農林水産省ホームページより一部抜粋)

 

 

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