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【見つけた!農業びと】地域を元気に!ヤマセファーム代表・桑原 徹さん(長岡市)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0517912 更新日:2022年8月30日更新

地域を元気に!
~ヤマセファーム代表・桑原 徹さん(長岡市)~

 新潟県長岡市越路(こしじ)で地域のために活躍している若手農業者の桑原 徹(くわばら とおる)さん(40歳)を紹介します。
 桑原さんは県外の大学を卒業後、地元に戻り、父が設立した有限会社ヤマセファームに就農し、4年前にヤマセファームの代表に就任しました。

ヤマセファームのみなさん(右から3人目が桑原 徹さん)の写真
ヤマセファームのみなさん(右から3人目が桑原 徹さん)

 ヤマセファームは小国(おぐに)地区に近い越路地域を中心に水稲58haの他、さつまいもやスイートコーン、いちじく、ハウスぶどうなどを栽培しています。米のほとんどは地元の酒造会社や米菓会社に販売し、地域の産業にも貢献しています。野菜等はJA越後さんとう等の地元農産物直売所やスーパーに出荷しています。

ヤマセファームのいちじくの写真
ハウスで栽培し、地元に販売されている いちじく

 ヤマセファームでは、地域の水田管理を請け負っており、水稲の栽培面積は年々増えています。
 また、冬期間には道路除雪を請け負い、春から秋までは越路地区の他の農業法人と連携して堤防道路脇の除草作業を請け負うなど、地域の暮らしも守っています。

 他にも、桑原さんは農作物に被害を与えるイノシシを捕獲するため、わなや猟銃の免許を取得して、父と一緒に地元の猟友会で活躍されています。捕獲したイノシシはヤマセファーム事務所に併設した施設で精肉加工し、販売しています。

 さらに、学生時代に鍛えた経験を活かし、地域の小中学生等にバドミントンの指導を行っており、教え子のなかには県内でも上位にランクされる選手も育っています。

 このように多方面で活躍している桑原さんですが、今後は「農業と地域産業が連携して、地域外の人々を地域に呼び込む新たな活動にも取り組み、地域を元気にしたい」と語ってくれました。桑原さんの活動に今後も注目です。

 

情報提供:長岡農業普及指導センター(2022年8月)

 

 

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