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県では、農業者の所得向上に向け、ほ場整備事業の実施地区での園芸導入を支援するため、上越市において、園芸産地化現地研修会を開催しました。
県では、農業者の所得向上に向け、ほ場整備事業の実施地区での園芸導入を支援しています。
今回、上越地域でほ場整備を契機に園芸の取り組みを始めた生産組織の事例を紹介するとともに、地下かんがいシステム、スマート農業等、省力化の取組を題材に、以下のとおり研修会を開催しました。
新潟県(農地部、農林水産部、上越地域振興局農林振興部)
令和7年7月16日(水曜日) 13時30分~15時00分
上越市石沢地内 栽培品目:えだまめ(約1.70ha)
農業者、市町村、土地改良区、農業協同組合、県担当者等 120人
(1) 和田園芸振興組合の概要とその園芸導入戦略について
[和田土地改良区、和田園芸振興組合、農事組合法人アグリ石沢]
(2)えだまめ栽培の概要と栽培管理の留意点について
[上越地域振興局農林振興部普及課、JAえちご上越]
(3) えだまめ栽培ほ場における地下かんがいシステムの導入について
[上越地域振興局農林振興部農地整備第2課]
(4) 石沢地区におけるスマート農業(多機能型自動給水機、V溝直播栽培)の導入等、省力化に向けた
取組みについて
[上越地域振興局農林振興部農地整備第2課、株式会社ほくつう上越営業所]
研修会に参加された多くの皆様から、ほ場整備を契機に園芸の取組を始めた組織の取組内容や、えだまめ栽培ほ場における地下かんがいシステムの仕組みが、参考になったという感想をいただきました。
また、スマート農業の1つである多機能型自動給水機の実演を見学することで、水管理の労力軽減をイメージしやすくなり、今後の導入検討の参考にすることができたという声もありました。
県では、今後もこのような取組を通じて、ほ場整備地区の園芸導入に対する機運を醸成するとともに、営農プランの作成と実践を支援してまいります。
研修会場となったほ場 和田園芸振興組合の説明の様子
多機能型自動給水機の実演 多機能型自動給水機