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農業水利施設を通じて地域の歴史が見える「にいがた農業水利施設百選」をまとめました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0124200 更新日:2021年9月28日更新

にいがた農業水利施設百選

「にいがた農業水利施設百選」の選定にあたって

 日本を瑞穂の国というように、水田は古くから我が国の土地利用の象徴的なものでした。水稲の栽培には水が必要で、水の少ない台地などでは用水を引くことが難しく、逆に湿地帯では排水が大きな課題でしたが、先人たちは労を厭わずこれらを克服してきました。近代になって、科学技術が発達し、機械力や土木建築技術を駆使して大規模な農業水利施設が造られるようになってきましたが、先人たちが苦労して築いてきた水利施設もいまだに数多く残っています。これらの施設には、様々な言い伝えが残っていたり、農業以外の様々な用途に用いられているものもあります。それらの多くは、農業生産だけでなく、地域を災害から守ったり、地域の人々に安らぎや潤いを与えたりと、地域の歴史や文化、住民の日常生活に深い関わりを有してきました。

 しかし、近年になって農業者の減少や高齢化が進み、これらの施設の維持管理が年々難しくなってきています。このような状況を踏まえて、県内の農業水利施設で農業・農村への貢献、歴史・文化的価値又は地域住民と密接な関わりを有している施設を、県民の皆様に知っていただき、その保全の必要性を理解していただくために「にいがた農業水利施設百選」を選定しました。

 「にいがた農業水利施設百選」の選定については、平成24 年4 月から10 月までの公募期間に応募があった施設と関係者からの推薦施設を対象に、にいがた農業水利施設百選選定委員会が地域における役割等を考慮して一部施設をグループ化することにより、102 箇所にまとめたものです。

 今回選定した施設について、農業や社会への貢献、長い歴史、住民生活との関わりとともに、施設に関わる人々の並々ならぬ思いを伝えたく、その概要を出来るだけ分かりやすく記したところですが、記述力の限界と紙面の都合がありますことをご容赦いただきたいと思います。より詳しく知りたいという方は、現地を訪れて施設の管理者等の説明を聞かれることをお勧めします。また、まだ県内には多くの価値ある施設があると考えられますので、この百選選定を機会に、情報を寄せていただければと思います。

 この百選によって、一人でも多くの皆様から身近にある農業水利施設に関心を持っていただき、施設の歴史、ひいては地域の歴史をひも解くきっかけになることを願っています。

平成25年6月
にいがた農業水利施設百選選定委員会委員長 三沢眞一

募集期間と選定箇所数

 平成24年4月から10月まで公募を行い、市町村、土地改良区や一般県民等から寄せられた施設を基に、「にいがた農業水利施設百選選定委員会」が102箇所を選定しました。

施設の「見出し」(キャッチフレーズ)

 百選には、平野部の大規模施設から山間の小さな施設まで様々な形態や機能を持つ施設が選定されています。施設の役割などが直ぐに理解でき、かつ親しみを持っていただけるように「見出し」(キャッチフレーズ)を付けました。
(例:「直江兼続公ゆかりの藤井の堰」、「芦沼を美田に変えた排水施設」など)

「にいがた農業水利施設百選」

にいがた農業水利施設百選 [PDFファイル/8.13MB]

選定された102箇所の施設を紹介します。

(ページ構成:表紙/前書き/農業水利施設の紹介/目次/百選/位置図)

にいがた農業水利施設百選 個別概要 [PDFファイル/834KB]

各施設の概要を紹介します。

「にいがた農業水利施設百選」 位置図

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