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【三条】変化を続ける拠点 / 「道の駅」 庭園の郷 保内

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0365198 更新日:2021年3月11日更新

「県央地域の魅力をたくさんの方に知ってもらいたい!」
そんな思いから、『県央地域の魅力を探す探検記』を始めて早いものでもう3か月。

私たちが感じた「魅力」だけでなく、そこで働く人が伝えたい「魅力」もきっとあるはず。
そんな思いをインタビューで探り、また違う視点から県央地域の魅力を伝えていきたいと考えました。

そこで、『インタビューで探る』の記念すべき第1弾!
三条市保内地区の魅力を余すことなく伝えるべく尽力されている、 「道の駅」 庭園の郷 保内 の加藤はと子駅長へのインタビューをお届けします。

加藤駅長

 「道の駅」 庭園の郷 保内 の駅長 加藤はと子さん

全国「道の駅」女性駅長会の会長としても活躍中!

駅長になった経緯は?

三条マルシェ実行委員会の委員長をやっていた縁もあって、前三条市長から「道の駅」の駅長をやってもらえないかと打診を受けました。

全国「道の駅」女性駅長会の会長もされているそうですが・・・?

昨年発足した全国「道の駅」女性駅長会で会長を務めていますが、それぞれの地域課題を解決しようと奮闘している仲間が全国にいます。
地域産業の振興や観光だけでなく、移住や子育て支援、防災と「道の駅」に課せられている役割は多岐に渡っているんです。
「道の駅」の運営は行政と地域、地域とお客様とを結ぶ通訳のようなお仕事で、全国各地で「道の駅」を核としたまちづくりが行われています。
全国「道の駅」女性駅長会では、その「道の駅」同士を横で繋いであらゆる地域課題の解決策を共有し、共に考える組織として活動しています。
道路もまた、「道の駅」と「道の駅」、地域と地域を繋ぐ役割を果たしていると感じます。

自販機

全国「道の駅」女性駅長会では、紙オムツのバラ売り対応の自動販売機の設置を奨めている。

「庭園の郷」への思いと取組とは?

「庭園の郷」として。

まずは、この「道の駅」で植木、園芸、造園を気軽に始められるような、「入口的な役割」を果たしていきたいと考えています。
それに、新しい庭園の形を作っていきたいと思っています。
ハードルをさげて、庭園や植木を気軽に始められる感じにしたいと思っていて、新しい庭づくりの形をこの「道の駅」から発信していきたいです。

テラスから見える庭園風景

テラス席から見える庭園風景

利用者を広げたい。

「道の駅」 庭園の郷 保内 は、館内ペットOKなんです。
たくさんの人に 「道の駅」 庭園の郷 保内 を利用してもらいたい。
そんな思いから、館内ペットOKのほか、例えば狂犬病の集合注射を実施したり、庭園内でペット関係のイベントを開催したりと、利用者を広げる取り組みを行ったりもしています。
イベントがきっかけで犬のカップルが誕生したりもしていますよ。

庭園関係以外にも。

地産地消、地域振興につながる何か・・・。三条市内のオープンファクトリーや温泉施設など、地元の企業とコラボしてツアーなどができたらなと。ショップでは、地場ものにこだわった惣菜から加工品を通じて、新しい形で地域資源を再生ができたらと思っています。

庭園生活館 物産・特産エリア

地元野菜などが並ぶ「物販エリア」や、良質なアイテムが揃った「物産・特産エリア」がある。

全国「道の駅」女性駅長会のネットワークを生かして。

昨年末の新型コロナ感染症により、農産物の販売にも影響が出るなど、各地域で課題が出ています。
「道の駅」 庭園の郷 保内 で地域の農産物を販売したりと、地域のスーパーマーケット的な役割を役割も担うようにしています。
また、全国「道の駅」女性駅長会のネットワークを生かして、県外観光地のおみやげ販売を行うなど、共通課題に対して各地域と連携して課題解決に当たっていきたいと考えています。

更なるチャレンジを。

「道の駅」 庭園の郷 保内 は、令和元年度に国土交通省の重点「道の駅」に選定されました。
今後、地域の特性を活かした子育て世代を応援する、セミナー・ワークショップ・イベントなどの充実を図る予定です。
また、令和3年4月には授乳室、子どもの遊び場などリニューアルオープン予定です。
子育ての拠点として機能を高めていきたいと考えています。

リニューアル中

左奥の三角屋根が「授乳室」。右奥に見えるジャングルジムがある「キッズコーナー」。
リニューアルオープンが待ち遠しいです!

インタビューを終えて

新しいことに果敢にチャレンジしている駅長がいる 「道の駅」 庭園の郷 保内
国内有数の樹木産業集積地である三条市保内地区の特徴を生かしながら、人と人、人と地域、地域と地域の結接点としての機能を高め、今もなお変化を続ける拠点でもあります。

ぜひ 「道の駅」 庭園の郷 保内 に訪れてみてはいかがでしょうか。

空撮

「道の駅」 庭園の郷 保内 についてもっと知りたい方はこちらを御覧ください。

● 「道の駅」 庭園の郷 保内<外部リンク>

今回インタビューした加藤はと子さんの「駅長ブログ」もありますので、ぜひご覧ください。

「道の駅」 庭園の郷 保内 へのアクセス

〒955-0021
新潟県三条市下保内4035番地

・三条燕ICから約10km(車で約20分)
・JR信越本線「保内駅」から約2km(徒歩で約20分)

「道の駅」 庭園の郷 保内 の主な設備等

駐車場(大型車10台・普通車183台・身体障害者用4台)

多目的トイレ:有(2)、オストメント:有(1)、ベビーベッド:有(1)

車椅子貸出:3台

庭園生活館、物産・特産エリア、庭園・園芸植物見本園、庭園体験館、スタンドカフェ

「道の駅」 庭園の郷 保内 の周辺情報

●保内公園<外部リンク>
〒955-0021 新潟県三条市下保内3714番地

県内有数の植木産地の保内地区に自然の地形を生かして整備した公園です。園内には「緑の相談所」や南国ムードあふれる「熱帯植物園温室」、茶室として利用できる「休息所」、東屋・ロックガーデンなどが配置され、山頂見晴台からの越後平野の眺望も素晴しく、四季を通じて緑とのふれあいを楽しむことができます。

保内公園 花

 


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県央の魅力をたくさんの方に知ってもらいたい。
そんな思いから、県央地域の魅力について、
再確認・再発見する取組を始めました。

『県央地域の魅力を探す探検記』と題して、
様々な切口から「県央の魅力」をご紹介します。


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