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ふるさとへの愛着と誇りを育み、郷土の貴重な宝である文化財への愛護精神を醸成することを目的として、学校(高校)の授業や各種団体が主催する勉強会などに文化財専門調査員が訪問し、県内の埋蔵文化財の魅力をわかりやすく解説しています。
【授業名】 甦る!新潟の古代荘園
【聴講者】2年生111名
【内容】
県内の荘園遺跡を中心に、主要な同時期の集落遺跡について解説し、文化財調査員の仕事について紹介しました。また、遺跡から出土した土器や木製品を実際に見て触れる時間を設けました。
▶普段教科書でしか見ないものを実際に見たり触ったりできて、すごく良い体験でした。
▶荘園が米を育てるだけのところではなくて、作物の管理や官人が書物を書いている場所でもあったことを初めて知りました。また、文化財調査員さんのお仕事がとても魅力的なものだと知りました。楽しみながら新たな学びを得ることが出来て良かったです。
▶教科書では書かれていないもっと詳しい説明を聞くことができて楽しかったです。土器や物の一つからたくさんのことがわかるのを知ってとても驚きました。今度自ら調べてみるのも楽しいかなと思いました。
【授業名】発掘調査から分かる縄文時代の住居建築
【聴講者】3年生4名
【内容】
県内の復元建物や出土品をもとに、建築方法や使用した道具について解説しました。また、遺跡から出土した建築部材や加工に使用した石器を実際に見て触れる時間を設けました。
▶知っている遺跡が出できたり、普段見られない写真をたくさん見ることができて、興味を持ちました。
▶木を伐採した後どのように運んだのか、昔の服装はどうしていたのか、食事方法や調理方法はどのようにしていたのかなど疑問が湧きました。
【授業名】 発掘調査から分かる地域の歴史
【聴講者】2年生64名
【内容】
旧石器時代から古代にかけての加茂市の遺跡を紹介し、出土品等から推測される当時の生活の様子を説明しました。また、文化財調査員とはどのような仕事なのか説明しました。
▶加茂高校付近には初期荘園とつながる遺跡があることに驚いた。自分でも知っているような木簡とかがあって、意外と身近なんだなと思った。
▶現在使用している教科書はたくさんの史料や調査などからできていることが分かった。また新しい職が分かった。
▶今回初めて実際に土器を手に取ってみて意外と重量感があったり色々感じたこともありましたが、細かい模様や繊細さがあり美しい土器を生み出した先人の技術力に驚きました。
【授業名】 甦る!新潟の古代荘園
【聴講者】2年生115名
【内容】
初期荘園・寄進地系荘園の違いを説明し、県内の荘園関連遺跡から出土した道具類を中心に荘園での暮らしについて紹介しました。
▶荘園のしくみでよく分からない所があったのですが、今回の授業で理解することができました。発掘された物を近くで見れたり、触ったりなど貴重な経験ができてよかったです。
▶文化財調査員という自分が今まで知らなかった職業についての話が聞けて面白かった。
▶発掘された道具から歴史をひもといているのはすごいと思った。とても興味をもちました。まだまだ謎が多く分かっていないことが多いのも生きてるうちにたくさん知りたいと思いました。
【授業名】 地域に残る知られざる新潟の古代
【聴講者】2年生66名
【内容】
県内遺跡の発掘調査から分かった、新潟の古代のくらしや文化財調査員の仕事について紹介しました。
▶古墳について最初はわからなかったが、今回の授業を通して改めて古墳の魅力に気付かされました。とても有意義な時間だったと思います。
▶今まで遺跡を気にしたことはなかったので、知る機会になってよかったです。これからはもし近くに遺跡があるなら見てみたいです。
▶自分の好きな分野を極めて、県職員として仕事にできていることが素晴らしいと思いました。
【授業名】 縄文土器から分かること
【聴講者】1~4年生37名
【内容】
十日町市の笹山遺跡や火焔土器を中心に、縄文時代の文化・特徴について紹介しました。
【授業名】 古代人のくらし・地域に残る知られざる新潟の古代
【聴講者】2年生83名
【内容】
県内遺跡の発掘調査から分かった奈良・平安時代のくらしについて紹介しました。また、グループごとに時代や用途の異なる土器を配り、土器の形や特徴からその土器がどのように使われたかを考えました。
▶説明をずっとしているのではなくて、最初にグループで話し合ったり、他班の土器を見たりできたことがよかったです。土器を見てどう使っていたかを考えたりするのは研究者みたいで楽しかったです。
▶土器も時代によって硬さや形が変わっていた。また、どこが黒いか、口の部分がなぜすぼんでいるのか、なぜ底が浅い土器と深い土器があるのか、どこで使い道があるかなど、よくわかった。
▶土器に残っている跡や形でどのように使われていたのかを考察できるのはすごいなと思いました。1万年後くらいに、自分の家の皿などの使い方を考察されてたら恥ずかしいなと思いました。
【授業名】(1限時) 地域に残る知られざる新潟県の古代 (2限時) 甦る!新潟の古代荘園
【聴講者】2年生12名
【内容】
県内遺跡の発掘調査から分かった奈良・平安時代のくらしについて紹介しました。また、縄文時代から中世までの実物の土器を見ながら、土器の使われ方等について説明しました。
▶授業で習っていたこと以外にも知らないことがたくさん出てきて、面白いなと思いました。調査現場にも行ってみたいと思いました。
▶古代の食事に使っていた土器の話が面白かった。
▶昔の人のモノ作りの技術は現代とは違うすごさがあると思った。道をつくるのも食器などの土器をつくるのも相当な技術があったんだなと思った。歴史は現代の文化や生活につながっている大切なものだと改めて感じた。