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【三条】ダムのおもなはたらき
1.洪水の調節
1.洪水の調節
大雨が降り続いて川の水が増水(このことを洪水といいます)してきた時、ダムによって作られた貯水池(湖)に、流れてきた水の一部を一時的にためて、下流の川がはんらんを起こさない程度に水を流すようにします。このことを「洪水調節」といいます。
笠堀ダム・大谷ダムでは、このように洪水調節をして下流の三条市周辺地域の水害を防ぐはたらきをしています。また下条川ダムでは、加茂市の水害を防止しています。
2.水道用水
2.水道用水
水は私たちが生活をしてゆくために、なくてはならないものです。家庭で使う水道の水、水田や畑に使う水、など水は欠かせないものです。
このようにダムにためた水を水道の水や産業の水として使ったり利用することを「ダムに水源を持つ」といいます。
大谷ダムでは、三条市・加茂市・田上町の3市町(三条地域水道用水供給企業団)に水道用水を供給し、笠堀ダムでは三条市の水道用水を供給しています。
- 三条地域水道用水供給企業団<外部リンク>
- 「きれいな水ができるまで」(三条市のホームページ)<外部リンク>
3.流水の正常な機能の維持(川水の確保)
3.流水の正常な機能の維持(川水の確保)
川は、雨が降り続いたり、雪解けの時は、水量を増しますが、反対に夏など何日も雨が降らない状態が続いたりすると、水量が減り、川底が見えて魚が住めなくなったり、水質が悪くなったりします。
このような時に大谷ダムにためておいた水を流して、魚が住めなくなったり、水質が悪くなったりしないようにします。
4.発電
笠堀ダムで最大7,200キロワットの発電をおこない、大谷ダムでは最大190キロワットの発電(管理用)をおこなっています。