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【村上】木を使う

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0228995 更新日:2020年6月25日更新
 日本では、はるか昔から、地域の森林から木を伐りだして、薪・炭などのエネルギーや建材などの材料として利用しており、人々の生活は身近な自然環境に支えられていました。
 しかし、生活様式の変化や、外国からの安い木材の輸入などにより、地域の木が使われなくなってきています。かつて手入れされていた森林は、長い間放置されると、土砂流出防止や水源涵養などの公益的機能を十分に発揮できなくなる恐れがあります。
 私たちが地域の木を積極的に使うことで森林整備が進み、公益的機能の発揮や地域社会の活性化にもつながります。

県産材の利用

村上地域で伐採された木材は、県産材として住宅の柱や合板、集成材のほか、木質バイオマスとしても活用されています。

1 公共施設での県産材の利用状況

学校などの公共施設や林道などの公共工事などで積極的に県産材を使用しています。

村上市スケートパーク≪村上市スケートパーク≫

山辺里小学校≪村上市立山辺里小学校≫

山北南小学校≪村上市立さんぽく小学校≫

保内学童保育所≪村上市立保内学童保育所≫

林道工事(大毎山熊田線)≪林道工事(大毎北中線)≫

2 県産材を使用した「住宅建築」への助成について

「新潟県産材の家づくり支援事業」で、住宅に新潟県産材を利用して新築・リフォームする建築主に対して、最大54万円を補助しています。
また、工務店等の事業者には、住宅における県産材利用量に対して、1㎥あたり4,800円の補助を行っています。

*村上市が行っている「村上市産材利用住宅等建築奨励事業」との併用も可能です。
リビング

3 県産材工場

県産材工場とは、県産材を製材・加工する工場で、かつ、県産材の分別管理について、県に誓約書を提出した工場です。
村上管内では、現在13工場が登録済みです。

4 県産材を使用した「公共的建築物」等への助成について

「ふるさと新潟木づかい事業」では、公共的施設や商業施設の木造、木質化等の支援及び木造・木質化の新技術を採用した技術的先導性の高い施設の整備を支援しています。

≪ふるさと新潟木づかい事業の活用事例≫

・塀の木質化 (左:施工前  右:施工後)

施工前(ブロック塀)  施工後(県産材を使用した黒塀)

・集会所の新築

外観 内観 廊下

5 木づかい運動の取組

木づかい運動ロゴマーク「木づかい運動」とは、国産材の利用拡大を図るために林野庁が取り組んでいる国民運動で、全国各地で木材利用の普及啓発に関する取組が実施されています。特に、「木づかい推進月間」である毎年10月には、イベント等が多数開催されます。

村上管内では、功労者表彰や記念植樹を行う「岩船林業振興祭」や、林業体験ができる「いわふね林業塾」などのイベントが例年開催されています。村上地域振興局でも、懸垂幕の掲示や木製品の展示を通じて、県産材の利用を呼びかけています。

懸垂幕掲示(局玄関)
1Fロビーの展示
1Fロビーの展示
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