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【新発田】第2回地域ふるわせ座談会(in敬和学園大学)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0593639 更新日:2023年7月12日更新

新発田地域振興局では、管内の地域をもっと面白くしようとする様々な方と局長が意見交換をする座談会を始めました。

第2回地域ふるわせ座談会 敬和学園大学

全景

座談会参加者

 学 生(写真左より)
  ●後藤 美有 さん(共生社会学科・4年)
  ●​羽賀 周平 さん(共生社会学科・3年)
   (阿部局長)
  ●三浦 王暉 さん(国際文化学科・4年)
  ●高橋 香織 さん(英語文化コミュニケーション学科・4年)
  ​●神田 智美 さん(国際文化学科・4年)  

 立会人
  ○一戸 信哉 教授(敬和学園大学 学長補佐)
  ○伊藤 正仁 さん(一般社団法人新発田まちなみネットワーク 代表)

Q 若者が新発田地域に住み続ける、あるいは新発田地域に関心を持つ人が増えるにはどうしたらよいか

・まずは足を運んでもらうきっかけづくりが大切ではないか。自身も高校を卒業するまで新発田地域に来たことがなかったが、実際に住んでみると暮らしやすい街だと感じる。関心を持ってもらうことが大切だと感じる。
・新発田市内で一人暮らしをしている。暮らすのに不便はないが、場所によっては街灯がなく夜は怖いことがある。安全面が充実するともっと安心して暮らせるのでは。
・新発田市には病後児保育、フードバンク、寺子屋(学生・社会人のボランティアで運営している無料塾)などがあり子育てしやすいのではないか。それをアピールするとよいのでは。
・新潟県には意外と何でもある。山も川も海もあるし、夏と冬の気温差がありおいしい作物ができる。あたりまえすぎて良さに気づいていないのではないか。
・UIターンしたい人が働ける場、住みやすい場があれば関心を持つ人が増えるのでは。
・やりたい仕事で生活ができることが分かる、色々なロールモデルがあればいいのかも。
・みんなが新発田の街に誇りを持ち、新発田をもっと好きになったら、もっと温かくずっといたい街であると感じるのでは。

座談会の様子 座談会の様子

座談会の様子 座談会の様子

Q 働く場について

・大学の活動のなかで新発田での人脈は築けたが、就職先は東京のIT系に決まった。自分がやりたい仕事先が東京には多くあるが、新発田だと少なく、就職できても給料が十分ではなく生活していけない。15年くらいで新発田に戻り、小さい会社を立ち上げられたらいい。15年というのは、一人前になれる期間、起業するための資金を準備する期間がそのくらいではないかと思うため。
・北海道で「一緒に働きたい」と思う人に出会い、北海道のIT系に就職が決まった。10年くらいを目途に新潟県に戻り、独り立ちしたい。
・社会問題を起業の力で解決する、ソーシャルビジネスに興味がある。空き家対策として空き家のリノベーションをしたい。

座談会の様子

【一戸教授より】
・大学としても、学生が新発田地域をポジティブに受け止められような色々な活動、機会を提供していきたい。現代の若者の感覚と新発田地域の重厚な文化歴史をどう結び付けるのか工夫をしながら授業を行っている。大学生活で驚きと新しい発見を積み重ねて、新発田地域や新潟県にそれなりに魅力を感じてくれていると思う。
・県内に残っていても街なかのことしか知らない人が多いと思うが、大学生活で見聞きした郊外の様子を理解しているのは、就職してからも意味があると思う。
・地元に経験をどう生かすかが課題。卒業後の就職先についても、希望する仕事が東京には多くあるが新潟県内には少なく、給与の面も問題だと感じている。
・本日の座談会を通じて大学としても地域の中で起業支援に取り組むべきか、課題として認識した。

座談会の様子

 

【伊藤さんより】
・地元側としては、学生がもっとまちづくりに関われる場、仕掛け、取組のメニューなど、学生がまちに足を運べるきっかけの数と量を増やしていきたい。
・そして、それが結果的に地元への就職につながればいいのだが、現実は厳しい。若者のやる気、やりがいにあぐらをかいているという反省がある。ボランティアのレベルから就職のレベルに引き上げるためには、地元側が「もうかるまちづくり」の仕組みを本気で考えていく必要がある。

座談会の様子

ちょこっと宣伝

「アマドコロミルクアイス」って知っていますか。
粟島浦村に自生する植物・アマドコロを原料としたアイスクリームを敬和学園大学が商品化したものです。一口食べれば粟島を感じることができるかも。
参加者の羽賀さんによると、味はこれからも改良していきたいとのことです。購入は敬和学園大学内売店と粟島直売所ばっけ屋<外部リンク>でどうぞ。

アマドコロミルクアイス

【座談会を終えて局長つぶやき】
若者から選ばれる地域になるには好きな仕事で生活が成り立つ収入が得られるかどうか…など、所得水準の課題は行政としても耳が痛いところです。副(複)業も含めた新発田地域で稼げるモデルづくりなど、産業界との意見交換や情報発信内容の工夫が必要と再認識しました。

学生のみなさんは勉強はもちろんのこと、地域活動にも熱心に取り組んでいます。若いパワーでこれからも新発田地域を盛り上げていってほしいと思います。

敬和学園大学ホームページ<外部リンク>

阿賀北ノベルジャム<外部リンク>(敬和学園大学主催の短期集中型の作品制作企画)

第3回の座談会は、食料農業大学胎内キャンパスにて開催予定です。

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