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就農実践技術コースの受講者を対象として、過去の就農実践コース修了生を視察し就農に必要なスキルや考え方を学ぶための研修を実施しました。
1つ目の視察先は、R5年度就農実践技術コース野菜専攻を修了し、現在、新潟市西区でパートナーとともにいちじくを中心に園芸に取り組まれている渡辺祐季さんです。
渡辺さんからは、農業経営において理想と現実のギャップや想定外の事案の乗り越え方として「考えることも大事だがすぐにアクションを起こすことがとにかく大事」「相談できる相手をハッキリと決めておくこと」といった自ら行動することの重要性についてお話を伺いました。
2つ目の視察先は、令和元年度就農実践コース野菜専攻を修了後に親元就農し、トマトや水稲などの複合経営で令和3年に法人化された伊藤悠介さんです。
令和5年度に300坪の鉄骨ハウスを新設され、最新の環境制御装置を備えたトマトを視察しました。
法人設立により確実な休日の導入や役割分担の明確化などが図られたことや、地域の農地の受け皿として今後の経営発展の方向性など、経営管理の視点を学びました。
今回の視察で訪ねた先輩2名は、就農実践コースの研修終了時に作成した経営計画を着実に実践され、地域から担い手として期待される経営をしっかりと営まれていました。今後の益々の活躍が期待されます。
また、今回の視察研修により大いに刺激を受けた就農実践技術コースの受講者の皆さんが、今後、自身の経営計画をしっかりと作成し、次年度以降、視察を受け入れる側として活躍されていくことを期待しています!