ページ番号を入力
本文
農業大学校では、前年度に引き続き岩塚製菓株式会社と連携した稲作プロジェクトに取り組んでいます。このプロジェクトは、対象ほ場で生産した米を同社に全量買い取ってもらい、米菓の原料として利用することにより、学生は実需の求めるお米は何かを学習することができ、企業側は学生教育への貢献や企業方針(環境への配慮)に則した良質なお米の提供を受けることができるというものです。
本年も高温登熟に強く倒れにくい水稲品種「ゆきん子舞」を48aの大学校ほ場に作付けし、前年度達成できなかった10a当たりの収量600kg以上の多収穫栽培の実現を目指します。また、岩塚製菓株式会社の環境に配慮したお米という要望にも応えるため、化学肥料(基肥)の半分をケイフンに代替し、環境負荷を軽減した栽培を実施しています。
これからの約半年間、しっかり水稲の栽培管理をすることで前年度以上の成果につながることを期待しています。
4月28日、本年初めての田植え作業。学生は大変緊張しています。
3月18日、プロジェクトに取り組むに当たり岩塚製菓を訪問し、企業理念や米菓生産の流れ、また原材料に求めるポイントを事前に学ばせていただきました。
4月18日、初めて耕耘作業。学生同士で声かけあって慎重に、丁寧に!
4月24日、少ない晴れ間を縫っての代かき作業
田植え当日は、岩塚製菓の皆さんも来校し、見守っていただきました。大勢のメディアに囲まれて、緊張した面持ちの学生たち。