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県内果樹の産地の概要や先進農家の栽培及び経営戦略等の取組について、現地視察を行いました。
最初に訪れたのは、JA新潟かがやきの柿選果施設です。ここでは、柿の集荷・選別方法を視察し、その後、「越王おけさ柿(こしわ)」のほ場にて、先進農家から経営概要や栽培管理技術等の説明を受けました。また、「越王おけさ柿」の産地体制や新規就農者の確保・育成の取組、柿団地の維持発展に向けた対策等についても説明いただきました。
次に、いちじく「越の雫(こしのしずく)」の先進農家のほ場を訪れ、栽培概要および栽培技術、法人化した経過等について説明を受けました。また、県内トップのいちじく栽培を誇るその産地体制や新規就農者の確保・育成対策についてもお話がありました。その後、JAのいちじく集出荷施設も見学し、集出荷体制についての理解を深めました。
午後からは、西洋なし「ル レクチエ」やリンゴ等を栽培している先進農家のほ場を見学し、園主より経営概要や将来に向けた経営の考え方について学びました。
学生たちは、この研修を通じて果樹の生産現場を実際に視察し、栽培管理技術や集出荷・選果選別・販売までの一連の流れについて理解を深めることができました。今後、大学校での「経営実践・課題解決学習」などに活かされることが期待されます。