ページ番号を入力
本文
園芸経営科2学年が長野県で校外研修!先進技術を学びました
9月2日から3日にかけて、園芸経営科2年生が長野県に校外研修に行きました。
園芸生産トップクラスの先進地で、3か所の試験場を訪問して、最先端の技術を視察し、今後の学習に活かせる貴重な経験となりました。
〇野菜花き試験場で高原野菜を学ぶ
研修初日は、標高800mの準高冷地に位置する長野県野菜花き試験場を訪れました。
ここでは、レタス、セルリー、夏秋イチゴなど高原野菜を中心とした研究が行われています。学生たちは、目新しい品目の栽培技術について研究員から説明を受け、熱心に耳を傾けていました。
〇南信農業試験場と果樹試験場での学び
初日に訪れた南信農業試験場と、2日目の果樹試験場では、果樹に関する専門的な内容を学びました。
・なし、柿、りんごなどの県オリジナル品種の育成技術
・仕立て方法など栽培の省力化技術
・霜害など温暖化に対応した技術
研究員の方々から、丁寧な説明を受け、果樹栽培の最前線に触れることができました。
〇気候変動に対応した技術を学ぶ
温暖化などの気候変動による生産現場の課題解決に向け、どの試験場でも環境変化に対応した研究が進められていました。病害虫対策や高温による作物の収量や品質安定化に関する研究に、学生たちは強い関心を寄せていました。
研究員の方々への積極的な質問をとおして、学生たちは現場の課題と最先端の技術がどう結びついているか深く理解しました。
園芸技術の最前線に触れたこの経験は、将来の農業経営に向けた視野を大きく広げる貴重な機会となりました。
高温回避に向けた研究ハウスを体感しました 日本なしの研究課題について説明を聞きました