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県では、地球温暖化対策の進捗状況を把握するため、毎年度、県内の温室効果ガス排出量の推計を行っています。
2023年度の県内の温室効果ガス排出量は2,057万t-CO2(速報値)であり、前年度比で2.6%減少、基準年(2013年度)比26.9%減少となりました。また、森林吸収量を差し引いた実質排出量は1,966万t-CO2(速報値)で、基準年の排出量に比べ30.1%減少となりました。
(前年度からの各部門の排出量の増減理由)
産業部門:製造業における生産が年間を通じて低下傾向で推移するなどにより排出量が減少。
業務部門:電力消費量の減少、電力のCO2排出係数※の低下等によって排出量が減少。
家庭部門:電力消費量・都市ガス消費量の減少、電力のCO2排出係数※の低下等によって排出量が減少。
運輸部門:自動車の軽油消費量の減少等によって排出量が減少。
その他部門:工業プロセス分野のうちセメント製造・化学工業による排出量等が増加。
その他ガス:ハイドロフルオロカーボン類(冷凍空調機器の冷媒)、メタン等の排出量が減少。
※電力のCO2排出係数:電力会社が1kWhの電気を作り出す際に排出したCO2量を表す指標値
業務部門には、オフィスビル・商業施設・学校や医療施設などが含まれます。
上記の温室効果ガス排出量を算定する際に環境省大気汚染物質排出量総合調査(一般統計調査)の調査票情報を使用しました。
(注1)四捨五入のため合計値が合わない場合があります。
(注2)排出量のデータは、様々な統計資料をもとに推計しており、必要な資料が概ね2年後に出揃った上でとりまとめ、公表しています。統計資料が過去にさかのぼって修正された場合、国のマニュアルが変更された場合には、公表済であった過去の排出量もあわせて修正しています。
(注3)林野庁による本県の森林吸収量(参考値)です。
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