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文化財の指定及び登録に関する答申が出されました

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0330873 更新日:2022年4月1日更新

文化財の指定及び登録に関する答申が出されました

令和2年11月20日(金曜日)に、国の文化審議会(会長 佐藤 信)が開催され、糸魚川市に所在する「糸魚川市根知の糸魚川―静岡構造線」を天然記念物に指定し、新発田市他3市に所在する6件の建造物を登録有形文化財に登録するよう、文部科学大臣に答申されました。指定及び登録は、答申後に行われる官報告示をもって正式決定となり、この結果、本県に所在する国指定天然記念物(特別天然記念物及び名勝との重複指定を含む。)は40件、登録有形文化財(建造物)は527件となります。

 

天然記念物(新指定)

糸魚川市根知の糸魚川-静岡構造線(いといがわしねちのいといがわ-しずおかこうぞうせん)

指定地

【指定地 提供:糸魚川市教育委員会】

・所在地 糸魚川市

・概要 

 東北日本と西南日本に二分する糸魚川市から静岡市に至る長さ約250kmにおよぶ大断層。日本列島がアジア大陸から分離する時に形成された、巨大な裂け目であるフォッサマグナの西端を画する断層でもある。糸魚川市根知の糸静線は、幅10m以上の断層破砕帯として露出する。

登録有形文化財(新登録)

長谷川家住宅双子蔵(はせがわけじゅうたくふたごくら)

北面外観

【北面外観 著作:坂下哲也 提供:新発田市教育委員会】

・種別 建築物・産業3次

・建築年代 明治中期

日本基督教団燕教会(にほんきりすときょうだんつばめきょうかい)

正面外観(南西より望む)

【正面外観(南西より望む) 撮影:株式会社グリーンシグマ】

・種別 建築物・宗教

・建築年代 昭和5年/昭和39年・同45年増築

環翠楼臨泉閣(かんすいろうりんせんかく)、中広間(ちゅうひろま)

正面(南面)外観

(環翠楼臨泉閣)【正面(南面)外観 撮影:中島健一 提供:阿賀野市教育委員会】

正面(東面)外観

(環翠楼中広間)【正面(東面)外観 撮影:中島健一 提供:阿賀野市教育委員会】

・種別 建築物・産業3次

・建築年代 臨泉閣:明治後期、中広間:昭和43年

淡島神社拝殿(あわしまじんじゃはいでん)

北側外観

【北側外観】

・種別 建築物・宗教

・建築年代 大正15年/昭和5年改修

ときや土蔵(ときやどぞう)

南側外観

【南面外観】

・種別 建築物・住宅

・建築年代 昭和9年/平成15年移築改修

 

今回の指定及び登録の物件概要 [PDFファイル/338KB]

特別史跡名勝天然記念物及び史跡名勝天然記念物指定基準

天然記念物(地質鉱物)の指定基準

左に掲げる動物植物及び地質鉱物のうち学術上貴重で、わが国の自然を記念するもの

三 地質鉱物

(一) 岩石、鉱物及び化石の産出状態

(二) 地層の整合及び不整合

(三) 地層の摺曲及び衝上

(四) 生物の働きによる地質現象

(五) 地震断層など地塊運動に関する現象

(六) 洞穴

(七) 岩石の組織

(ハ) 温泉並びにその沈澱物

(九) 風化及び侵触に関する現象

(十) 磁気孔及び火山活動によるもの

(十一) 氷雪霜の営力による現象

(十二) 特に貴重な岩石、鉱物及び化石の標本

登録有形文化財登録基準

建造物の部

 建築物、土木構造物及びその他の工作物(重要文化財及び文化財保護法第182条第2項に規定する指定を地方公共団体が行っているものを除く。)のうち、原則として建設後50年を経過し、かつ、次の各号の一に該当するもの。

(一)国土の歴史的景観に寄与しているもの

(二)造形の規範となっているもの

(三)再現することが容易でないもの

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