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県内在住者等の執筆による自費出版図書等を顕彰することを目的に、平成11年度に創設した「新潟出版文化賞」は令和7年度で14回目を迎えました。今回の受賞作は下記のとおりです。
・応募数 72作品(文芸部門 37、記録誌部門 34、学生(原稿)の部 1)
第14回新潟出版文化賞受賞作品一覧
※カッコ書き内は、著編者名、住所、発行者です。
新潟県戦後五十年詩史‐隣人としての詩人たち
(鈴木 良一(すずき りょういち)、新潟市中央区、著者本人)※記録誌部門作品
戦後50年間にわたって、県内で発行された 膨大な詩の雑誌や同人誌などに細かく目を配り、それらを誌の歴史として資料化した熱意に感服した。
(選考委員:池田 哲夫)

僧侶日日(そうりょにちにち) 橘 芳圀(たちばな よしくに)歌集
(橘 芳圀(たちばな よしくに)、田上町、喜怒哀楽書房)※文芸部門作品
この歌集は「私小説」として読むことが出来る。「私小説」を辞書的に言うと「作者自身の生活や体験、心境をありのまま書くことによって、人間の真実を追求しようとするもの。」歌人は、僧侶と高校教師の二足の草鞋の中で、祖父母、父母、同僚、教え子などとのことを、誠実に歌い上げている。(選考委員:若月 忠信)

推し里(おしさと)のこと、語ってもいいですか?
(今野 直倫(こんの なおみち)、糸魚川市、著者本人)
ふるさとでもない糸魚川の街にやってきて、あふれるばかりの愛を注いで暮らす日々を綴る。こんな“推し里”の人がいるからこそ地域の活性化が育まれるんだと思う。(選考委員:佐藤 和正)

越後煙火史(えちごえんかし) -150年の記録-
(長谷川 健一(はせがわ けんいち)、長岡市、株式会社 文芸社)
戦前、「煙火」と称した花火。長岡、片貝、柏崎、新潟をはじめ県内各地の花火の歴史を著した大作。花火記念館をも開設した著者の情熱は読み手を魅了する。(選考委員:大田 朋子)
本賞の概要については、以下のとおりです。
(1)沿革 平成11年~ 隔年実施(今回で第13回)
(2)分野 ア文芸部門 イ記録誌部門 ウ学生(原稿)の部
※ア、イは自費出版図書、ウは原稿が対象。
(3)選考
委員長 藤沢 周(作家)
委員 池田 哲夫(新潟大学名誉教授)、大田 朋子(エッセイスト)、佐藤 和正(フリージャーナリスト)、花ケ前 盛明(居多神社宮司)、本間 由美子(フリ-ライター)、若月 忠信(文芸評論家)
◆日 時:令和7年12月14日(日曜日)13時30分~
◆会 場:新潟県立図書館ホール(新潟市中央区女池南3-1-2)
表彰式とあわせて、選考委員長を務める藤沢周氏による記念講演を行います。
参加を希望される方は、お申込みが必要です。(定員160人 先着順)
申込方法は「第14回新潟出版文化賞表彰式&記念講演 参加者募集!」からご確認ください。
報道発表資料 [PDFファイル/146KB]
添付資料1 受賞作品一覧 [PDFファイル/74KB]
添付資料2 新潟出版文化賞概要 [PDFファイル/72KB]
第13回表彰式の様子はこちらからご覧いただけます。
→https://www.youtube.com/watch?v=fVBC4467xEE&list=PLGI29YxOIqQass7mMT0mvyecH7qB-vMEC<外部リンク>
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