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本州の中央部にある新潟・長野・山梨・静岡の中央日本4県は、東日本と西日本、太平洋と日本海とをつないでおり、古来、多くの人や物が交流することで、お互いの発展を支えてきました。 現在、地形的・景観的な特徴から、これら4県を「山(やま)の洲(くに)」と称して、新たな地域経済圏とする取組が様々な分野で進められています。
山の洲文化財交流事業は、フォッサマグナ(糸魚川・静岡構造線)でつながる中央日本4県が連携し、それぞれの地域で育まれた特徴ある文化財を活用し、その魅力を広く発信する取組です。令和3年度に静岡県と山梨県の2県ではじまり、令和4年度に長野県、そして令和5年度から新潟県が加わりました。新潟県は、令和6年7月27日に世界遺産に登録された「佐渡島の金山」に注目し、令和7年度山の洲文化財交流事業として「甲斐・佐渡の金山と日本の鉱山文化:武田、上杉そして徳川へ」のタイトルで、シンポジウムを行いました。
日 時 令和7年9月13日(土曜日) 13時から17時00分
会 場 上越市民交流施設高田城址公園 オーレンプラザ ホール
【報告】
「佐渡島の金山」の技術と文化 小田由美子 氏(元新潟県世界遺産登録推進室長)
甲斐金山の技術と文化 小松美鈴 氏(山梨県湯之奥金山博物館学芸員)
【特別講演】
世界的に見た日本の金山の技術と文化 鈴木一義 氏(国立科学博物館名誉研究員)
【パネルディスカッション】
「甲斐・佐渡の金山と日本の鉱山文化:その特質と背景」
鈴木一義 氏 小田由美子 氏 小松美鈴 氏 伊藤佳世 氏 (山梨県湯之奥金山博物館学芸員)
講演だけでなく、金山絵巻や鉱山測量道具の展示も行い、多くの方に見学いただきました。
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