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大正12年(1923年)9月1日に発生した関東大震災は、死者・行方不明者10万5千余人という大惨事になりました。この震災を教訓として、一人ひとりの防災対策の重要性を広く国民に理解してもらうため、9月1日が「防災の日」と制定されました。また、この「防災の日」である9月1日を含む、8月30日から9月5日までの1週間を「防災週間」として、
・防災訓練の実施
・防災功労者の表彰等の行事
・防災意識の向上や普及・啓発の推進に係る講演会などの活動
・展示会等の開催
などが全国的に実施されることとなっています。
本県においては、9月6日(土)と7日(日)に日本最大級の防災ベントとして「ぼうさいこくたい2025 in 新潟」が朱鷺メッセで開催されます。
「防災の日」及び「防災週間」を機会に、改めて防災意識を高め、日頃の備えを確認しましょう。
〇食料品と生活用品の備え
災害時の家庭用備蓄品には、水や非常食、携帯トイレなど多くの種類があります。一般的には、水は1人1日3リットルを最低3日分、可能なら7日分、非常食は最低3日分、可能なら7日分、携帯トイレは1人1日5~6回を最低3日分、可能なら7日分必要であると言われています。その他、モバイルバッテリーなどの生活用品も備蓄品と一緒に準備しましょう。
〇住宅の耐震性と室内の安全確保
地震による人的被害の大きな要因は、倒壊家屋の「下敷き」です。住宅の耐震化や家具の固定を行い、安全を確保しましょう。また、地震などで住宅が被害を受けた際には、その後の生活の再建が大きな課題となります。地震保険・共済に加入し、生活再建力を高めましょう。
自分が住んでいる地域に関心を持ち、過去にどんな災害が起きたのか(災害履歴)、これからどんな災害が起きる可能性があるのか(災害リスク)を知っておくことが非常に重要です。
〇災害履歴を調べる
「新潟県災害デジタルアーカイブ」を作成しました。過去の災害の概要や当時の写真をアーカイブから見ることができます。
〇災害リスクを知る
新潟県では、防災アプリ「新潟県防災ナビ」を運用しています。このアプリでは、県内全域のハザードマップをスマートフォンで手軽に確認でき、市町村からの避難情報や、気象情報をいち早く受け取ることができます。普段からお住まいの地域のハザードマップを確認し、避難経路や避難先を把握するとともに、防災情報を活用し適切な避難につなげましょう。
防災企画課では、防災意識啓発用のパンフレットも作成していますので、ご活用ください。
<防災に役立つ各種パンフレットを作成しています - 新潟県ホームページ>