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新発田市川東地区はなんだか愉快で楽しそう~「カレー伝導師」と仲間たち(企画振興部)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0517757 更新日:2022年9月6日更新

 新発田市川東地区は、二王子岳(にのうじだけ)を仰ぎ見る、加治川の東側(右岸)に位置する自然豊かな地域です。

二王子岳
標高1,420mの二王子岳と水田、地元中学校の校歌には「黄金の波ゆたか」とうたわれている

 ここ、川東地区に「カレー伝導師」を名乗る若者が地域おこし協力隊員※として住み着いたのは、元号が平成から令和に変わった年、JAXAの探査機「はやぶさ2」が小惑星りゅうぐうに着陸した夏でした。
 さまざまなスパイスを混ぜ合わせるカレー、その伝導師を名乗る若者・上田さんは、地区内外のさまざまな人たちと混じり合い、時にスパイスを効かせたカレーをふるまいながら、​地域を盛り上げています。
 川東地区では上田さんをはじめとする若者や地域内外のグループ・個人が、一緒になっていろんなことをやっています。なんだか愉快で楽しそうです。
 このホームページではこれから、彼らの活動を紹介していきます。

※地域おこし協力隊員とは?
 地方自治体が都市地域からの移住者を「地域おこし協力隊員」として任命し、地域の魅力PR、イベント・お祭りの運営、農林水産業への従事など、さまざまな地域協力活動を行いながらその地域への定住・定着を図るもの。上田さんは任期満了に伴い、令和4年4月からは集落支援員として引き続き、地域活動にあたっている。

ビオトープ整備~ヒメサユリが取り持つ縁

 川東地区内の旧車野小学校は平成26年3月に閉校となりました。白鳥が羽を広げた姿をモチーフにした木造の校舎とビオトープが自慢でしたが、閉校によりビオトープは手入れが行き届かなくなっていました。7月に地域づくり団体「夢づくりいたやま」、新潟大学ダブルホーム「さんせっと」※、地域おこし協力隊員らが一緒になって整備しました。
※ダブルホームとは
 地域の課題に学生・教員・職員によるチームで取り組む、授業と課外活動を組み合わせたプログラム。学生が専門分野を学ぶ学部を「第一のホーム」とし、さまざまな学部から集まった学生・教職員が運営する場を「ダブルホーム」として活動。「さんせっと」をはじめ全部で18のチームがある。
 新潟大学ダブルホーム<外部リンク> 

作業前
作業前に注意事項の確認、背景は旧車野小学校の校舎


作業中
地域の方、大学生・教職員、地域おこし協力隊員が力を合わせて整備、チェーンソーも威力発揮

 川東地区にある板山集落の里山には、かつてはヒメサユリの群生地があり、開花期には人々の目を楽しませていました。しかしながら近年環境の変化等によりわずかに残るだけになってしまいました。
 新潟大学農学部の教授がヒメサユリの研究に取り組んでおり、自生地再生を目指して活動に取り組んでいた板山集落と関係ができたものです。ヒメサユリが取り持つ縁で、球根培養や植え付けなどのほか、収穫祭への参加など地域と大学の交流が広がっています。

記念撮影
作業終了後みんなで記念撮影、おいしいカレーが待っているよ

 ビオトープ整備の作業後の昼食会場となる川東地区コミュニティセンターでは、上田さんが、地域おこし協力隊員、市職員らとスパイスカレー仕込みの真っ最中。香りをお届けできないのが残念ですが、さまざまなスパイスが合わさってふくいくとした香りが漂い、食欲をそそります。
 作業を終え汗をかいた後、参加者はスパイスの効いたカレーを味わいました。食べるほどに食欲がどんどん湧いてくる不思議なカレーで、おかわりが続出していました。カレーをいただきながら聴く、「どれだけ知っている!?~スパイスの世界」と題したカレー伝導師・上田さんの解説も興味深いものでした。

カレーを食べながら話を聞く
スパイスのうんちくに耳を傾けながら味わうカレーは一段とおいしい

焚き火交流会~炎とスパイス。

 この頃世の中に流行るもの、キャンプ、焚き火、スパイスカレー。
 8月20日土曜日、川東コミュニティセンターに家族連れなど約20名が参加して、焚き火交流会が開催されました。主催は、新発田市地域おこし協力隊員有志で結成されたグループ「Fire and Spice」。

テントの中で開催
あいにくの雨となりましたが、テントの中で焚き火を囲みます

 明るさと力強さを併せ持つ「焚き火」のように、地域を灯す力になりたい。
 さまざまなスパイスを混ぜる「カレー」にように、さまざまな人が集う場を作りたい。

 そんな想いで始めた「焚き火交流会~炎とスパイス。」、今回が3回目となります。上田さん特製のカレーを味わいたいということで参加された方もいます。 
 今宵のカレーは無水チキンカレー。地元産のタマネギ、トマトをひたすら炒め、素材の旨味を引き出しました。またヨーグルトをコーヒードリッパーのフィルターに入れて水切りしたものを入れ、コク旨に仕立てました。

焚き火とカレー
焚き火にはスパイスカレーがよく似合う

 サプライズで、地区で農業を営む、株式会社いたやま純心村から野菜串焼きの提供がありました。具材は、オクラ、ナス、タマネギ。中でもナスは地区でブランド化を図っている「二王子(にのうじ)ナス」、みずみずしくて甘さが口いっぱいに広がり、スパイシーでコク旨なカレーによく合います。

串焼き野菜
串焼きには軍手が必須! 「二王子ナス」はみずほ十全という品種で新潟県内の種苗会社が交配


 パチパチとはじける音を聞きながら、揺らめく炎を見て、煙でいぶされちょっと燻製になった気分を味わいながら、非日常のひと時を過ごすことができました。

 これからも、彼ら若者は地域で楽しいことを考えているようです。決まったらこのHPでもお知らせします、お楽しみに。

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