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新発田地域の酒蔵(新発田市編)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0499091 更新日:2022年6月16日更新

  新発田地域には、阿賀野市3、新発田市4、合計7つの蔵元があります。それぞれ地域に根ざし、飲み継がれ、愛されてきた地域文化の象徴でもあります。

  今回は、「新発田地域の酒蔵(阿賀野市編)」に続いて、新発田市の4つの蔵を紹介します。(掲載は五十音順)
 
・王紋酒造
・金升酒造
・菊水酒造
・ふじの井酒造


阿賀野市編はこちら

王紋酒造   新発田市諏訪町

  新発田駅を背にして左手方向へ徒歩3分ほど、清水園、足軽長屋、諏訪神社、蔵春閣、寺町通りなど賑わいのある地区に「王紋酒造」はあります。創業は1790年(寛政)、初代は全国屈指の豪農・市島家から分家し酒造りを始めたとのことです。
 王紋酒造は、1975年に全国で女性杜氏第1号となる技能士を誕生させた蔵としても有名です。宮尾登美子さんの小説「蔵」のモデルとなり、また、尾瀬あきらさんの漫画「夏子の酒」(モデルは長岡の久須美酒造)でも取り上げられるなど、女性が活躍する酒蔵の先駆けとしても有名です。
    2022年2月2日に「市島酒造」から「王紋酒造」へ社名を変更し、2022年4月に体感型酒蔵リゾート「五階菱」をオープンしており、酒蔵見学やこだわりのおつまみ付きの試飲もできます。
   酒造りでは「米と水と気候と技術を生かした、品質の高い清酒を造り続ける」を理念にしているとのこと。良質で芳醇、とてもまろやかな口当たりの新潟清酒をお試しください。
 「王紋」「夢」が代表銘柄です。

  酒蔵外観       酒瓶

王紋ホームページ <外部リンク>
新潟県酒造組合掲載ページ<外部リンク>

金升酒造    新発田市豊町

 1822年(文政5年)、新潟県北蒲原郡岡方村長戸呂(現・新潟市)で初代高橋善之助が高橋酒造店を創業。その後、3代目髙橋耘平が1930年(昭和5年)に旧新発田藩主・溝口家の御菜園(薬草園)跡に現在の醸造場を完成させました。
 新潟県下では珍しい焼酎蔵でもあり、自社ブランドの米焼酎や、OEMで近在の芋を使った芋焼酎なども製造しています。
 構内に蔵カフェをオープン(現在は休業中)、名匠・田中泰阿弥による作庭の庭園見学も行っています。(現在はイベント開催時のみ。) 
 また、「蔵まつり」の開催や、現役の酒蔵をさまざまな催しや撮影ロケ地として提供するなど、ひらかれた蔵を意識した取組を行っています。
 高品質な地元産酒米と飯豊山系の清冽な伏流水を活かした、地産製造の一貫した酒づくりに注力しています。香りと味わいが調和し、後口のきれの良い酒を是非お試しください。
「金升」「初花」が代表銘柄です。

 金升外観   酒瓶  

金升酒造ホームページ<外部リンク>
新潟県酒造組合掲載ページ<外部リンク>

菊水酒造        新発田市島潟

 加治川の左岸、国道7号線加治大橋のたもとに「菊水酒造」はあります。創業は1881年。菊水初代節五郎が弱冠16歳で、本家から酒の製造権を譲り受けて酒屋を興したのが始まりとされています。
  菊水酒造は、モノづくりとコトづくりを融合し日本酒を面白くする新たな価値の創造に力を注いでいます。その拠点となっているのが、本社敷地内にある「菊水日本酒文化研究所」です。この施設は法人設立50周年(創業125年)を見据えた2004年に設立し、有機空間として認定を受けたハンドメイドの酒造りを行う酒蔵と、3万点にもおよぶ酒器や書籍などを収蔵する文化資料室からなり、日本酒にまつわる研究開発を多面的に行っています。
 「菊水日本酒文化研究所」は一般公開しており、収蔵品や酒造りの現場を見ることができます。【見学は要予約】
 菊水酒造といえば「ふなぐち菊水一番しぼり」。
 1972年(昭和47年)に日本で初めて缶入りの生原酒として商品化に成功し、かつて蔵でしか味わえなかったしぼりたての味わいを、今では手軽に楽しめるようになりました。
 蔵見学では「ふなぐち」の名前の由来ともなっている現場を見ることができます。


漕場         漕口
写真奥の四角い容器が船の形をしていること          写真中央の蛇口「漕口(ふなぐち)」から搾り
から「漕場(ふなば)」と呼ばれている       たてのお酒が注ぎ出る

「ふなぐち」に代表されるように、フレッシュなお酒を多くつくっている菊水酒造。
直売所「菊水ショップ」では、オーダーをいただいてから瓶に詰める、しぼりたての生原酒を限定販売していますので、是非お試しください。

酒瓶<外部リンク>
菊水酒造ホームページ<外部リンク>
新潟県酒造組合掲載ページ<外部リンク>

ふじの井酒造     新発田市藤塚浜

  ふじの井酒造は、江戸時代末期に酒造りを始めたとされますが、藤塚浜全村500余世帯の集落を一夜にして焼失する大火があり、奇跡的に焼けず残った酒蔵を継承再建した1886年(明治19年)を創業年としています。
   お酒は地元新潟県産の米の中から、品質の高い米をよりすぐって原料としています。また、地下20メートルの原水は朝日・飯豊連峰の伏流水といわれ、口に含むとわずかに甘味を感じ、酒造りが難しいとされる軟水系ですが、不思議と醗酵が旺盛で、辛口、まろやかな酒に仕上がります。是非、お試し下さい。
   また、近隣には、自然や野生鳥獣に対する知識を深めることを目的とした「新潟県愛鳥センター紫雲寺さえずりの里」があります。その施設にちなんだ本醸造「紫雲寺さえずりの里」は、低温仕込で冷やしてお飲みいただくと、うまさが際立ちます。
「ふじの井 本醸造上撰」が代表銘柄です。
酒蔵

上撰さえずりの里
ふじの井酒造ホームページ<外部リンク>
新潟県酒造組合掲載ページ<外部リンク>

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