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こだわりの逸品を披露
兵庫県赤穂市の新鮮なカキを新発田市内の飲食店で味わうことができる「しばたオイスターバー」が今年も始まりました。
2月4日に、新発田市出身の実業家・大倉喜八郎の別邸「蔵春閣」で記者発表があり、カキを使ったさまざまな料理が披露されました。
「しばたオイスターバー」は今年で12周年を迎え、イタリアン、割烹、バーなど過去最多の37店舗が参加しています。今年、新たにお目見えしたのはカキせんべい。また、赤穂のカキをよりおいしく味わうことができる日本酒、ビール、カクテルも勢ぞろいです。
新発田市は忠臣蔵で知られている赤穂47士の一人、堀部安兵衛の出身地です。安兵衛がつないだ縁で、有志が赤穂・坂越(さこし)湾のカキを使った食で冬の新発田を盛り上げようと企画して始まったものです。
坂越湾は、名水百選の一つ千種(ちくさ)川の水と、国の天然記念物に指定されている生島(いきしま)樹林から注がれる栄養豊富な水によって育まれる豊かな海です。
この海で育つカキは、通常のカキが2~3年かけて出荷となるところ、1年で出荷できるサイズとなります。このため、えぐみがなくコクと旨味が楽しめるカキになるのだそうです。
カキのふるさと坂越湾
せんべいは原材料にカキの旨味エキスを加え、赤穂のカキを入れてプレス機で焼きあげます。
おいしそうな香りが漂います。あっつあっつのせんべいをいただきましょう。パリパリ、サクサク、真ん中のカキにたどり着くまではちょっと時間がかかりますが、ひとり占めしたいおいしさです。
カキの入った原材料液をプレス機に投入
2回ひっくり返すとおいしそうな香りが
酒蔵に自生する「蔵」付き酵母で醸造した日本酒。その酒で赤穂のたおやかな「海」で育ったカキを味わう。カキの余韻を味わえる「蔵と海」は杜氏渾身の逸品。
新発田市「月」岡で醸造されたクラフトビール。そのビールで赤穂の恵み豊かな「海」で育ったカキを味わう。カキに合う「月と海」、今年は仕上げに加える赤穂産の塩を少しだけ多めにして味わい芳醇に。
カクテルは、赤穂カキを使った、燻製オイル漬けやアヒージョ(オリーブオイルとニンニクで煮込んだスペイン料理)に合う逸品。新発田市産のレモンを使うことによって、口当たりの良いほどよい酸味のカクテルに仕上がっています。
赤穂のカキは、3月になると身がぷりっと大きくなり、味も濃くなります。この時期だけの赤穂の春カキを3月1日から3月9日まで各店舗で提供します。
また、春カキフェアとして以下のお店で蒸しカキがふるまわれます。
3月1日土曜日 五階菱<外部リンク>(新発田市諏訪町)
3月2日日曜日 道の駅加治川<外部リンク>(新発田市横岡)
参加店舗や料理等詳しくは、「しばたオイスターバー<外部リンク>」
蔵春閣<外部リンク> 大広間