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瓢湖の白鳥を守る会 船木 強さん 提供
ラムサール条約に登録されている瓢湖(ひょうこ)は、冬のハクチョウ飛来地として知られていますが、夏にはハスが大輪の花を咲かせ、夏鳥がハスやヨシが生い茂る湖面で暮らす様子を見ることができます。
ハスのつぼみに止まるカワセミ、忍者のようにハスの茎につかまって小魚を狙うヨシゴイ、ハスの葉の上を器用に歩くバンなど、さまざまな夏鳥がいます。瓢湖の魅力の一つは、このような姿や動きをとても近い距離から見ることができることです。
どんな夏鳥がいるか、行ってみましょう。おでかけは夏鳥の動きが活発な朝がおすすめです。
公園の概要、アクセスや駐車場などは、瓢湖すいきん公園<外部リンク>
瓢湖の白鳥を守る会 渡辺憲一さん 提供
アシの草陰に隠れ、時には忍び足でハスの葉を渡り、また時にはハスやアシの茎に器用につかまって獲物を待ち伏せているのがヨシゴイ。水中に小魚を発見すると首を伸ばして一瞬の早業で捕えます。ヨシゴイが獲物を捕らえる確率は9割ほどで、カワセミやチーターより確率が高いと言われています。
ヨシゴイは、5月に東南アジアから瓢湖にやってきて、ペアを組んで繁殖します。夏に瓢湖で過ごした後、9月下旬から10月には越冬のため再び東南アジアへ渡っていきます。
瓢湖の白鳥を守る会 佐藤 巌さん 提供
瓢湖の白鳥を守る会 佐藤 巌さん 提供
すくっと立ったハスの花と湖面に浮かぶ葉。夏の瓢湖には、赤いくちばしがアクセントになっているバン、真っ白なダイサギなど、花の艶やかなピンク色や葉の深緑色にとてもよく似合う夏鳥がいます。
瓢湖の白鳥を守る会 佐藤 巌さん 提供
夏の瓢湖の様子は、Youtube動画「でかけよう!にいがた阿賀北「野鳥さんぽ」~瓢湖」
瓢湖のほとりには瓢湖白鳥観察舎というお休み処があります。オリジナルのドリンクやアイスなどでほてった体をクールダウンできます。
今日はソーダ水越しに夏鳥を見ることができるでしょうか。
※営業時間 午前9時~午後4時、定休日 大晦日
※観察舎のスタッフが発信するSNS(Twitter)<外部リンク>
愛らしい野鳥の姿や涼しげな瓢湖の景色を見ることができます。
※店内改装工事に伴い、9月1日から9月30日までお休みとなります。